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デュアルDAC化したCDリッピング対応音楽サーバー/プレーヤー「Cocktail Audio X45」

 トライオードは、カクテルオーディオ(CocktailAudio)のマルチメディアプレーヤー「X45」を3月より発売する。価格は38万円。カラーはシルバーとブラック。

CocktailAudio X45(シルバー)

 CDからのリッピングに対応したオーディオプレーヤーで、リッピングした楽曲を別売HDD/SSDに保存して再生できる。HDD/SSDを内蔵をできるスロットを装備し、最大8TBまで拡張可能。DSDなどのハイレゾ再生も行なえ、ネットワークプレーヤー/ミュージックサーバーとして動作する。2015年発売のX40の後継機種で、DACを左右独立のデュアル構成とするなど音質向上を図っている。

CocktailAudio X45(ブラック)

 CDドライブは、FLAC、ALAC、WAV、MP3形式でCD音源を取り込み可能。音楽はCDDBにより、カバーアートや曲名やアーティスト名を取得して、独自のデータベースで管理できる。再生対応フォーマットは、DSD(2.8/5.6/11.2MHz)、DXD(352.8kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、WAV(192kHz/24bit)、PCM(384kHz/32bit)、MQAなど。

 DACは、ESSの「ES9018K2M」を左右チャンネルに独立搭載。ネットワークプレーヤーのほか、USB Audio入力も備え、USB DACとしても利用可能。入力は同軸デジタル音声、光デジタル音声、AES/EBUとUSB、PHONO、AUX。出力は光デジタル音声、同軸デジタル音声、AES/EBU、USB、HDMIと、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)のアナログプリアウト、ヘッドフォン出力を装備する。

 PHONO入力(MM)はアナログレコードを192kHz/24bitで録音可能。AUXやFMラジオの録音に対応する。また、Spotify Connectに対応し、音楽ストリーミングサービスを楽しめる。

 フロントパネルに7型/1,024×600ドット液晶ディスプレイを搭載。操作画面や音楽ファイル情報、カバーアートなどを表示できる。

 ネットワーク経由で操作できるiOS/Android対応の専用リモコンアプリ「MusicX」も用意。カバーアートやファイル情報などを手元で見ながら操作できる。消費電力は25W。外形寸法は441×365×111mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.9kg。