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世界初、DJ 30人がTechnicsターンテーブルだけでオーケストラ。LPレコードの日
2018年3月20日 12:10
パナソニックは、3月20日が「LPレコードの日」であることに合わせて、テクニクス(Technics)ブランドのターンテーブル(アナログレコードプレーヤー)だけを用いた、30人のDJによる世界初のフルオーケストラ演奏動画「The Philharmonic Turntable Orchestra」を特設サイトで公開した。
2017年「DMC World Championship」において当時12歳で史上最年少世界チャンピオンとなった現役日本人王者のDJ Renaをはじめ、総勢30名の世界屈指の“ターンテーブリスト”が都内のスタジオに集結。 2002年アジア人初の世界チャンピオンDJ Kentaro、DMC World Championshipの過去の優勝者ら30人が燕尾服に身を包んで登場し、Technicsのターンテーブル「SL-1200」シリーズだけを楽器として使った“ターンテーブルオーケストラ”が実現した。
使用するのは、過去のクラシックレコードとミキサー、SL-1200シリーズのみ。DJたちが、スクラッチやビートジャグリング、ドラミングなどのテクニックを駆使、1951年3月20日に日本で初めて発売されたLPレコードの曲をはじめ、さまざまなクラシック音源を再構築、マッシュアップ。楽曲の断片がコラージュされ、有機的につながり、3分強の新しいオリジナルの音楽を生み出すという内容。
テーマは、テクニクスのコンセプトでもある“Rediscover Music”。「1972年の登場以来、多くのユーザーとともに、あらゆる音楽を再構築し、新たな音楽を創り上げてきたSL-1200だからこそできた、まったく新しい音楽体験」としている。
特設サイトのインターフェイスは、Technicsの機材をモチーフにデザイン。「パフォーマンスムービープレイヤー」として、Start/Stop、ボリュームメーター、レベルやピッチフェーダーなどが実装されている。
ミキサーパートでは、ミキサーやキューボタン、ピッチフェーダーを使ってDJたちのパフォーマンスをユーザーがアレンジしながら楽しめるようになっている。