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音楽NASのfidataとSoundgenicがmora自動ダウンロード対応

 アイ・オー・データ機器は、オーディオNASのfidata「HFAS1/HFAS1-X」シリーズと、Soundgenic「HDL-RA2HF/RAHF-S1」の最新ファームウェアを22日に公開。音楽配信サービスのmoraで購入した楽曲の自動ダウンロードに対応する。

HFAS1-XS20(シルバーモデル)
Soundgenic(HDL-RA2HF)

 更新後のバージョンは、HFAS1/HFAS1-XがVer.1.51。HDL-RA2HF/RAHF-S1がVer.1.01。

 いずれもアップデートで、moraからPCレスで自動ダウンロードする機能を追加。あらかじめmoraのダウンロード設定を行なうことで、スマホなどで新しく楽曲購入した際にNASへの自動ダウンロードが行なわれる。なお、fidata、Soundgenicは既にe-onkyo musicからの自動ダウンロードに対応している。

 自動ダウンロードされた音楽ファイルの管理も改善。ダウンロード後に任意のフォルダに移せるようになり、e-onkyo/moraダウンロードフォルダから別のフォルダにコンテンツを移動しても自動で再ダウンロードしないようにした。その他、アルバム単位の手動ダウンロードや、年単位表示、e-onkyoの購入済みコンテンツのダウンロード残数表示に対応する。

 Soundgenicはさらに、NASの音楽再生や選曲などの操作をネットワーク経由で行なえるiOSアプリ「fidata Music App」(無料)からのステータス表示/ダウンロード操作/ファイル操作に新たに対応。同アプリの全機能が利用可能になった。

fidata Music App

 その他のアップデート内容は下記の通り。

  • 英Computer Audio Design 社製USB-DACに対応(fidata)
  • 2GB以上のWAV再生に対応(fidata)
  • WAV/DSFファイルのメタデータ編集機能を高速化(fidata)
  • その他安定性の向上(fidata、Soundgenic)

 fidataはハイエンドシステム向けのオーディオNASで、2TB SSDを搭載した上位機種「HFAS1-X」(64万8,000円)と、構成の異なるモデルが選べる「HFAS1」(32万〜40万7,000円)を展開。Soundgenicはエントリー向けで、2TB HDD「HDL-RA2HF」(オープンプライス/実売35,000円)と1TB SSD「RAHF-S1」(同83,000円)の2機種。