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学校出たらClova WAVEへ通知、LINEのClovaがIFTTT対応でFacebook等と連携

 LINEのAIアシスタントClovaが22日、Webサービス同士を連携するサービスのIFTTTに対応。Facebookと連携し、写真に自分がタグ付けされたらClovaに通知するといった使い方が可能になる。

 LINEは、2017年3月にAIアシスタントのClovaを発表。これを搭載したスマートスピーカー「Clova WAVE」や、LINEキャラクターをモチーフにした「Clova Friends」を提供している。

 そのClovaプラットフォームをオープンにする第1弾として、22日からIFTTTに対応。複数のwebサービスを連携させ、新しいサービスを生み出し、操作を自動化できるサービスで、「Clovaでできることは格段に増え、利便性がさらに広がる」という。

 例えば、RSSや、スマホアプリと連携できる体重計などを手がけるWithings、Facebook、Location、GitHubなどと連携。Clova公式Blogに新機能が紹介されたら通知、目標体重を下回ったら褒める、会社や学校を出たらClovaデバイスに通知するといった機能が実現できる。

連携サービスと、使用イメージ

 IFTTTでは、カレンダー・ロケーション・健康・開発者ツールなどさまざまな領域で、トリガー/アクション/アプレットが提供されており、ユーザーはそれらのアプレットを利用したり、自分自身でトリガーとアクションを連携したオリジナルのアプレットが作れる。

 一方、Clova FriendsなどのClovaデバイスは、LINEメッセージを受信したことなどをユーザに通知するための仕組みを搭載。下部のランプが光り、ユーザーが「Clova、お知らせある?」と話しかけると通知メッセージを読み上げる。

 この通知の仕組みをIFTTT経由でも利用出来るようにした。Clovaデバイスへの通知サービスは、IFTTTのアクション「Post message to Clova」として提供している。

 Clovaアカウントと連携するために、Clovaサービスのページにおいて「Connect」をクリック。アカウント連携の同意などをした上で、アプレットを利用するために、Clovaサービスのページで対象アプレットを選択し、「Turn On」をクリック。その後、アプレット毎に必要な設定をしていく。