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新4K8K衛星放送対応TVやSTB開発を短期&低コスト化。富士ソフト新ミドルウェア

 富士ソフトは、デジタルテレビ放送受信機向けミドルウェア「FSDTV Middleware for ARIB」を、12月より始まる新4K8K衛星放送に対応。9月より提供開始する。

FSDTVシリーズ

 OS/ハードウェア/SoCを選ばない汎用性と同社が持つ開発実績により、デジタルテレビやセットトップボックス(STB)などの開発期間の短縮や低コスト化を実現できるというソリューション。現在のISDB-T(地上デジタル放送)やISDB-S(衛星デジタル放送)に加え、新バージョンでは、新4K8K衛星放送のISDB-S3(高度広帯域衛星デジタル放送)にも対応している。

 同社のデジタルテレビ放送受信機向けソフトウェアFSDTVシリーズは、2007年より発売され、累計3,700万台の機器に搭載されている。新たに「FSDTV Middleware for ARIB」が新4K8K衛星放送をサポートし全てのデジタルテレビ放送方式に対応することで、2020年までにFSDTVシリーズ累計で5,000万台の販売を目指す。

12日から開始される新4K8K衛星放送対応機器のロゴマーク(JEITA作成)