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BRAVIAの足元に置けるAtmosサウンドバー。2.1chで立体音響、約6万円

 ソニーは、液晶テレビBRAVIA X9000Fシリーズとデザインをマッチングさせたサウンドバー「HT-X9000F」を6月9日に発売する。2chバースピーカーとサブウーファで構成し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後。

HT-X9000F

 同日に発売される液晶テレビBRAVIA X9000Fシリーズのスタンドの間に、省スペースでバースピーカーを設置できるデザインが特徴。Dolby Atmos(ドルビーアトモス)やDTS:Xにも対応する。直下型バックライトを搭載したX9000Fの高画質に合わせて、臨場感のある音質を実現するサウンドバーとして提案する。

BRAVIA X9000Fシリーズとの組み合わせに最適化したデザイン
テレビスタンドの間に置ける

 独自のバーチャルサラウンドS-Force Pro Front Surroundに加え、新技術の「Vertical Surround Engine」も搭載。スピーカーは2.1chだが、Dolby AtmosやDTS:X音声が持つ高さ方向の音場も仮想的に再現可能としている。

 Bluetooth受信が可能で、コーデックはAAC、SBCに対応。Bluetoothの対応プロファイルはA2DPとAVRCP。そのほか、USBメモリ内のファイル再生が可能で、DSDやWAV、FLACなどの音源に対応する。

 なお、同日に発表された3.1chサウンドバー「HT-Z9F」(オープンプライス/店頭予想価格8万円前後)とは異なり、Chromecast built-inやGoogleアシスタントなどのネットワーク再生には対応しない。

 フロントスピーカーのユニットは40×100mm。エンクロージャはアコースティックサスペンション型。前面のグリルはパンチングメタル。サブウーファのユニットは160mm径で、エンクロージャはバスレフ型。

【訂正】初出時、「NFC」や「Music Centerアプリ」に対応としていましたが、正しくは非対応のため削除しました(14:30)

 HDMIは入出力各1系統で、18Gbps対応。4KやHDR映像のパススルーが可能で、Dolby VisionやHLG(ハイブリッドログガンマ)もサポートする。そのほか、光デジタルやアナログ(ステレオミニ)の音声入力を備える。

端子部

 デジタルアンプのS-Masterを搭載。出力は、フロント100W×2ch、サブウーファ100W。外形寸法と重量は、バースピーカーが約930×85×58mm(幅×奥行き×高さ)、約2.5kg。サブウーファが約190×387×382mm(同)、約7.8kg。リモコンが付属する。

付属リモコン