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ソニー、直下型バックライトの液晶BRAVIA上位機「X9000F」。65型37万円、49型19万円

 ソニーは、直下型のLEDバックライトシステムを採用した液晶テレビの上位機種「BRAVIA X9000Fシリーズ」を6月9日より発売する。65型「KJ-65X9000F」、55型「KJ-55X9000」、49型「KJ-49X9000F」の3サイズ展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は65型が37万円前後、55型が25万円前後、49型が19万円前後。

KJ-65X9000F

 65/55/49型のいずれも3,840×2,160ドットの4K液晶パネルと直下型LEDバックライト、最上位映像エンジン「X1 Extreme」を搭載し、画質を強化した液晶テレビ。2016年度発売のZ9Dに次ぐ、4K液晶BRAVIAの上位シリーズと位置付けられる。

KJ-65X9000F
KJ-49X9000F

 2017年は液晶テレビ上位機種として、サイドスピーカーのX9500Eも展開していたが、'18年のX9000系はX9000Fシリーズのみ。'17年のX9000Eシリーズの映像エンジンは「HDR X1」だったが、新機種のX9000Fは最上位の「X1 Extreme」を搭載するなど強化している。

LED部分駆動や新残像低減「X-Motion Clarity」で画質強化

 広色域の「トリルミナスディスプレイ」と120Hz倍速駆動対応パネルを搭載するほか、新たな残像低減技術「X-Motion Clarity」を搭載。LEDバックライトの発光をエリアごとに制御して、黒色の挿入もエリアごとに調整。画面の明るさを維持したまま、残像感を低減させてくっきりした映像を実現する。

KJ-65X9000F

 超解像エンジンの「4K X-Reality PRO」を搭載。HDR信号は「HDR 10」と、4K放送の「HLG(ハイブリッドログガンマ)」対応。また、Dolby Visionにも対応予定。

 10W×2chのステレオスピーカーを本体下部に搭載。フルレンジユニット×2で、アンプはS-Masterデジタルアンプ。S-ForceフロントサラウンドやDSEE(最大48kHz/16bit)も搭載する。

 スタンド部は、同時発売のDTS:X/Dolby Atmos対応サウンドバー「HT-X9000F」とデザインを合わせ、デザインテーマだけでなく、スタンドの開口部にちょうどサウンドバーが収まるようにし、セットで高画質・高音質を訴求する。

KJ-65X9000Fとサウンドバー「HT-X9000F」の組み合わせ
KJ-65X9000FとHT-X9000F

Android 8.0(Oreo)や新リモコンを採用

 チューナは地上/BS/110度CSデジタル×2。別売の外付けUSB HDDを接続し、番組録画も行なえる。USB端子×3を装備。EthernetとIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetoothを備えており、映像配信サービスの視聴やスマートフォン連携(Video & TV SideView)が行なえる。

 OSはAndroid TVで、映像/音楽配信サービスや写真やゲームアプリ、検索などに対応。Chromecast built-inによるスマートフォンからのコンテンツ操作も行なえる。

 出荷時はAndroid 7.0だが、2018年内にAndroid 8.0(Oreo)にアップデート予定で、ホーム画面のデザインが大幅に変更され、左側にAppや天気などの選択ボタンを、上部によく使うアプリが表示され、画面の中央以下に各アプリの持つコンテンツが表示される形になる。

Android 8.0(Oreo)

 リモコンに話しかけて音声操作する「Google アシスタント built-in」にも2018年内に対応予定。Google Homeなどのスマートスピーカー相当の機能をBRAVIAが内蔵し、「〇〇を検索して」、「今日の天気は?」、「今日のスケジュールを教えて」といった質問にBRAVIAが回答。また、BRAVIAから家庭内のGoogleアシスタント対応機器を操作し、電気を付けたりスピーカーから音楽を流すといった操作も可能になる予定。

アクション映画の検索結果

 さらに、BRAVIAからの音声操作ではなく、スマートスピーカーから「テレビをつけて」と指示を出し、BRAVIAの電源を投入したり、音量の調整、チャンネル変更などの操作にも対応予定。

 Works with Amazon Alexaにも2018年内に対応予定。Amazon EchoなどのAlexa対応スマートスピーカーから、BRAVIAの操作が行なえるようになる。

 なお、2016年秋以降発売のAndroid TV搭載BRAVIA(Z9D/X8300D/A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000E)もアップデートでGoogle アシスタント bulit-inとWorks with Alexaに対応予定。

 Netflixや、ひかりTV、Hulu、Amazonビデオ、dTV、YouTube、DAZN、U-NEXT、AbemaTVなどの映像配信サービスに対応。新デザインのリモコンでは、HuluとNetflix、U-NEXT、Abema TV、YouTubeの各映像配信サービスの専用ボタンを追加した。

リモコンはHuluやAbemaTV、Netflixなどのボタンを装備

 例えばAbema TVボタンを押すだけで、BRAVIAの電源がONになりAbema TVが起動。すぐにAbema TVを楽しめるようになる。あとはカーソルキーと決定ボタンだけで、自由に番組を選べる。その他のアプリの選択の[アプリ]ボタンも新設した。なお、これらのボタンの割当変更や機能OFFはできない。

 Googleアシスタントを呼び出すマイクボタンもリモコンの中央に配置し、押しやすさを向上。また、リモコンに「レコーダホーム」ボタンを新設。ボタンを押すだけでHDMI接続しているソニーブルーレイレコーダのホーム画面を呼び出せる。

 入力端子はHDMI×4で、HDMI 2/3の2系統がHDR機器接続推奨の18Gbps対応。コンポジットビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力×1(サブウーファ兼用)などを装備する。

 消費電力は65型が284W、55型が237W、49型が190W。年間消費電力量は65型が235kWh/年、55型が205kWh/年、49型が170kWh/年。

 スタンドを含む外形寸法/重量は、65型が144.7×29.7×89.8cm(幅×奥行き×高さ)/25.5kg、55型が122.8×26.8×77.2cm(同)/19.1kg、49型が109.3×26.8×69.4cm(同)/14.5kg。