ニュース

AZLA新イヤフォン「HORIZON」、DITA「Fealty/Fidelity」は5月25日発売

 アユートは、AZLAの新イヤフォン「HORIZON」(ホライゾン)と、DITAブランドの「Fealty」、「Fidelity」の3機種について、発売日を5月25日に決定した。従来は「5月下旬発売」とアナウンスしていた。

「HORIZON」。左からクリムゾンレッド、エボニーブラック

 直販価格は「HORIZON」が32,980円(税込)、「Fealty」と「Fidelity」が各139,980円(税込)。

AZLA「HORIZON」

 HORIZONは、8mm径で3層構造の振動板を持つ、ダイナミック型ユニットを採用したイヤフォン。1層構造の振動版では難しい分割振動の抑制を、極薄の振動板を3層組み合わせる事で制御。周波数特性の乱れや位相歪みなどのないワイドレンジ再生を可能にしたという。

 組み合わせる磁気回路にはネオジウムマグネットを採用。このダイナミック型ユニットは「ARD」(Advanced Research Driver)と名付けられており、ARDユニットを、ポリカーボネート製の密閉型ハウジングで覆うエアフロー技術「Infinity sound technology」も採用。ARDと組み合わせた「Infinity ARD」により、密閉型でありながら、開放型の特徴も追求している。

 入力感度は103dB、定格入力は5mW、最大入力は20mW。インピーダンスは27Ω±10%。再生周波数帯域は5Hz~30kHz。重量はケーブルを含めて約24g。

DITA「Fealty」「Fidelity」

 どちらも新開発の10mm径ダイナミック型ドライバ「デュアル・マテリアル・コンポジット・ドライバ」を搭載。振動板にPET(ポリエチレンテレフタレート)とPEN(ポリエチレンナフタレート)の混合素材を採用。「Fealty」(フィールティー)と「Fidelity」(フィディリティ)では、2つの素材の混合比率を変え、異なる個性のサウンドチューニングを施した。

Fealty
Fidelity

 再生周波数帯域は18Hz~25kHz、音圧レベルは95dB(±1dB@1kHz)、インピーダンスは16Ω。

 ケーブルは、タッチノイズを抑制し、柔軟性やもつれを回避、耐久性などを高めた「The Fatケーブル」で、ロック機構「Slot-Lock」を備えた2ピンコネクタを搭載。入力プラグは、シングルエンドのステレオミニプラグと付属の2.5mm 4極バランスプラグを付け替えでき、別売オプションとして4.4mm 5極プラグと3.5mm 4極プラグも用意する。