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NHK、ロシアW杯全64試合BS1で放送。8K放送や、メッシを追うカメラも

 NHKは、6月14日に開幕するサッカー「2018FIFAワールドカップ ロシア」の放送計画を発表した。BS1は64試合全て、総合テレビは32試合を放送する。19日の日本vsコロンビア戦や決勝などは8Kで制作。また、放送と同時のネット配信も予定している。

 開幕まで約1カ月となった5月10日のNHK会長会見で、放送計画を発表。全64試合のうち、総合テレビでは32試合を中継し、日本の初戦となるコロンビア戦は、6月19日午後8時45分から放送する。

 BS1は全64試合を放送。日本の第2戦となる、6月25日午前0時からのセネガル戦は中継、その他の63試合は中継録画となる。

 日本vsコロンビア戦や、開幕戦、決勝など8試合は8Kで制作。スーパーハイビジョン試験放送で放送する。また、ワールドカップとしては初めて、FIFAが国際信号として4Kでも制作/配信。4試合をスーパーハイビジョン試験放送で観られる。

 インターネット配信は、パソコンやスマートフォンのワールドカップサイトや専用アプリで実施。総合テレビで中継する32試合は、FIFAが提供するマルチアングルなどのサービスがついた動画をライブ配信。メッシ選手やロナウド選手など特定の選手を追いかけるカメラや、シュートシーンを捉えた複数のカメラを、ユーザーが自由に選択できる。

 全64試合の見逃し配信や、ハイライト動画の配信も実施。また、大会期間中はネット同時配信実験「試験的提供A」も実施する。