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バンダイナムコが手がけたVOCALOID「ミライ小町」。Mr.ドットマンのドット絵付き

 ヤマハは24日、VOCALOID4専用の歌声ライブラリとして、バンダイナムコスタジオのオリジナルキャラクター「ミライ小町」の声で歌う「VOCALOID4 Library ミライ小町」を発売した。価格は8,000円。ボーカロイド公式ショップでのダウンロード販売となる。使用には「VOCALOID4 Editor」、または「VOCALOID4 Editor for Cubase」、「Cubaseシリーズ」のいずれかが必要。

「VOCALOID4 Library ミライ小町」

 ミライ小町は、「ゲーム開発や研究開発で培ったバンダイナムコスタジオの技術を広く紹介する」ことを目的に誕生したというオリジナルキャラクター。これまでは、社内の技術発表や社外カンファレンスなどでのデモで活躍していたという。

ミライ小町

 バンダイナムコスタジオのサウンドチームが音声収録から歌唱データベースの制作まですべての工程を担当。同社の技術力と音声へのこだわりを凝縮し、「その芯のあるクリアな歌声は、埋もれることなく前に出るボーカルを得意としており、低音から高音までを歌いこなす。ポップスやロックなど、さまざまなジャンルで豊かな感情表現が楽しめる一本」だという。推奨音域はG2~F4、推奨テンポは70~200BPM。

 キャラクタービジュアルは、バンダイナムコスタジオのビジュアルアートチームが担当。“Mr.ドットマン”こと小野浩氏による、32×32ドットの4方向歩行アニメーション12パターン(非売品)が購入特典として付属する。

“Mr.ドットマン”こと小野浩氏による、32×32ドットの4方向歩行アニメーション12パターン