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FX-AUDIO-、“アナログ風の高音質”50W×2chパワーアンプ。4,980円

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの小型デジタルパワーアンプ「FX-50」を29日より発売する。価格は4,980円(税込)。カラーはブラックとシルバー。電源は別売で、電圧DC12V~24V/容量2A以上が推奨されている。

FX-50(ブラック)
FX-50(シルバー)

 50W級デジタルアンプの中級モデルと位置付けている。ST Microelectronics製のデュアルBTL Class DデジタルアンプIC「TDA7492E」を搭載し、「アナログライクな聴き味は継承しつつも曇りの少ない高解像度な音が特徴」とする。最大出力は50W×2ch(4Ω)。前面にボリュームダイヤルや電源スイッチを備える。背面の入力端子は金メッキのRCA。スピーカー端子も金メッキ仕様で、バナナプラグ対応。

前面(上)と背面(下)

 高音質部品により、リファレンスベースの回路設計でコストを抑えながら高音質を追求。入力カップリング部にはBCコンポーネンツ(旧フィリップス)製の特注仕様の高耐圧フィルムコンデンサを配置し、「透き通った音質を保ちつつ、低域の量感も十分に出せる」とする。

 大電流に対応する特注トロイダルインダクタを出力フィルタに採用して、レジスタンスヒステリシスによる音歪みを低減、アンプICの周波数特性をストレートに再現する。また、出力段のフィルターコンデンサには、WIMA製MKS4と、TDK-EPCOS製のものを採用。

 電源平滑回路部にはニチコン製低インピーダンスグレードのHEコンデンサを備え、クリーンな電源による音質向上を図っている。MCU制御ソフトスタート(フェードイン)によるポップノイズ抑制機能も装備。ベースゲイン設定を切り替えられるディップスイッチも搭載し、プリ側の種類や能力、ゲインに合わせて20.8/26.8/30/32.8dBの4パターンから調整できる。

 外形寸法は92×124×42mm(幅×奥行き×高さ)、質量は413g。

内部構造