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AIカメラがサッカー選手とボールを自動追跡撮影、ライブ配信。NTTぷらら実証実験
2018年7月18日 18:53
NTTぷららは、AI(人工知能)搭載の自動撮影カメラを用いたライブ映像配信のトライアルを実施する。7月22日に開催される、サッカーJFLセカンドステージ第3節 FC今治VS奈良クラブの試合をAI搭載カメラで自動撮影、YouTubeのNTTぷらら公式アカウントでライブ配信する。
最新のAI技術などを活用することで従来よりも低コストで手軽な映像制作を実現、映像制作の効率化を目指す。また、最新技術とノウハウを獲得することで映像制作社への支援や、ライブコンテンツの多様化を図る。
今回のトライアルでは、1台のAI自動撮影カメラが競技中の選手やグラウンドのボールの位置などを自動的に認識して追跡しながら撮影する技術と、遠隔操作カメラの機能について検証。なお、遠隔操作カメラによるライブ配信は実施しない。朋栄が機材提供と技術サポートを行なう。
ライブ配信は実況・解説付きで行なわれ、FC今治のオーナーで元日本代表監督の岡田武史氏も、試合の一部で解説をする予定。なお、NTTぷららは2017年1月にFC今治とオフィシャルパートナー契約を締結している。
同社は今回の取り組みを通じて「スポーツや音楽などのエンターテイメントにおけるライブ配信の裾野を広げ、エンターテインメント市場の拡大に寄与することを目指す」としている。