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AUDEZE、ゲーム向け平面駆動ヘッドフォン「Mobius」。3Dヘッドトラッキング、LDAC対応
2018年7月20日 11:43
アスクは、米AUDEZE製の平面駆動型ヘッドフォンで初となるPCゲーミング向けモデル「Mobius」を8月下旬に発表する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円前後。カラーはBlueとCopperの2種類。
ハイエンド志向のPCゲーミングユーザー向けに設計された、平面磁界・全面駆動方式ドライバ採用の密閉型ヘッドフォン。主にBluetoothでの接続を想定したサウンドチューニングを施し、コーデックはSBCやAACに加え、LDACにも対応。“ハイレゾ相当”で伝送可能としている。USBやステレオミニの有線接続にも対応する。
3Dヘッドトラッキング機能「NX Technology」も搭載。ヘッドフォンユニット内部のジャイロセンサーでユーザーの頭部の動きをトラッキングして、「Waves NX Technology」により頭の向きに関わらず、音の定位を維持する。ゲーム以外に、映画やネット配信動画、ライブ映像コンテンツなどの利用も想定。サラウンドコーデックに依存せず立体音響で再生できるという。
独自開発した100mmの平面駆動トランスデューサと、N50ネオジウムマグネットを搭載。特許出願中の新開発平面磁気技術「Fazor Magnetic Technology」により空気の流れを調整、帯域のバランスを整える技術「Fazor Technology」や、歪みを減少させる「Uniforce Diaphragm」で、コンパクトサイズながら立体的で歪みのないサウンドとしている。
Bluetooth接続時は省電力モードにより長時間動作。給電はUSB Type-C経由でPCやスマートフォンから行なえる。パソコンからのUSB音声入力や、ステレオミニケーブルによるアナログ接続も可能。
3Dヘッドトラッキング技術「NX Technology」を備え、3D機能をONにすると、現在向いている方向に合わせて音が定位。頭の向きを変えても音の出ている方向が固定される。内蔵DSPにより制御され、USB、Bluetooth、アナログ接続時のいずれも利用可能。
付属のブームマイクは着脱でき、Skype、Discord、TeamSpeakなどの音声通話ソフトに対応。クリアな音声で通話可能としている。イヤーパッドとヘッドバンド部には形状記憶素材を使用し、長時間でも快適に装着できるという。
周波数特性は10Hz～50kHz、出力音圧レベルは120dB、THDは0.1%以下(1kHz、1mW)、バッテリを含む重量は約350g。