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サーモス、真空筐体のVECLOSイヤフォン&ヘッドフォンを8月31日発売

 サーモスは、魔法びんの真空技術を投入した「VECLOS」ブランドのイヤフォン4機種と、ヘッドフォン2機種の発売日を8月31日に決定した。

VECLOSのイヤフォン「EPT-700/500」

 価格はいずれもオープンプライス。イヤフォンの店頭予想価格は、ハウジングがチタンの「EPT-700」が49,000円前後、「EPT-500」が38,000円前後。ステンレスの「EPS-700」が46,000円前後、「EPS-500」が35,000円前後。ヘッドフォンは、チタン使用の「HPT-700」が50,000円前後、ステンレスの「HPS-500」が39,000円前後。

VECLOSのヘッドフォン「HPT-700」(左)と「HPS-500」(右)

 発表時は8月末発売としていたが、正式な発売日が決まった。既報の通り、7月14~15日に秋葉原で開催された「ポタフェス2018」に出展され、予約販売も実施。8月31日からは全国のオーディオ専門店や家電量販店でも販売開始する。

イヤフォン「EPT-700」、「EPT-500」

 真空構造のエンクロージャを採用したイヤフォン。ハウジングの素材で音の傾向が異なり、チタンのEPT-700/500は「自然で繊細なサウンド」、ステンレスのEPS-700/500は「華やかでアタック感がある」音が特徴とする。重量はチタンモデルが各4g。ステンレスモデルが各4.9g。

イヤフォン
内部構造

 ドライバはバランスド・アーマチュア(BA)型で、EPT-700とEPS-700は2基、EPT-500とEPS-500は1基搭載する。再生周波数帯域は10Hz~16kHz、最大入力は50mW、インピーダンスはいずれも70Ω(1kHz)。

 MMCXによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルはY字型で長さ1.2m、ツイスト4N OFCを使用している。プラグは金メッキのステレオミニでストレート型。S/M/Lの3サイズのComplyイヤーピースや、キャリングポーチが付属する。

ヘッドフォン「HPT-700」、「HPS-500」

 新開発の40mm径のダイナミック型ドライバを搭載。密閉型の真空エンクロージャを採用し、素材はHPT-700がチタン、HPS-500がステンレス。HPT-700はアルミバッフルを備え、サウンドの輪郭を高めるという。HPS-500のバッフルは樹脂製。

ヘッドフォンの内部構造
内部構造

 再生周波数帯域は10Hz~80kHzでハイレゾ対応。最大入力は1,000mW、インピーダンスは32Ω(1kHz)で共通。ケーブルは4N OFCで、長さは1.5m。プラグは金メッキのステレオミニでストレート型。重量はHPT-700が約338g。HPS-500が約342g。標準ヘッドフォン変換プラグや、キャリングポーチが付属する。