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Beat Audio、深海をモチーフにした新イヤフォンケーブル「Hadal」

 ミックスウェーブは、Beat Audioの新イヤフォンケーブル「Hadal(ヘイダル)」を8月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は68,300円前後。なお、JH Audio用は92,300円前後となる。入力端子は3.5mmステレオミニ、2.5mm 4極、4.4mm 5極を用意。イヤフォン側はMMCX、カスタム用2ピン、JH Audio向け端子、qdc/UEカスタムイヤフォン向け端子を用意する。

新イヤフォンケーブル「Hadal」

 このケーブルは先月末までのスタートアップキャンペーンとして提供されていたが、8月10日から国内販売代理店経由での販売がスタートする。

 Beat Audioは、製品クオリティの信頼性、高品質化を目指してハンドメイドで製造。「Purity is not everything(純度が全てではない)」をスローガンに、導体材料にレアメタルやミネラルなど、特殊な材料を加える事で、音質に特化したBeat Audio独自のサウンドを提供しているのが特徴。

 Hadalは、アングルを変えると光の反射でブルーのコントラストが変わる仕上げを採用。アビスブルーの色合いは“深海”をモチーフにしたもので、珍しいシース素材を使っている。

アングルを変えると光の反射でブルーのコントラストが変わる

 導体は、銀をベースに作られた特殊合金素材。冶金学から得られた様々な知識、知恵から作られたもので、分子構造レベルでチューニングを行ない、一つの特別な特殊合金素材を作り出している。

 絶縁スリーブは、新開発で特許出願中の特別な素材で作られており、低弾性かつ記憶形状をしにくい、「Beat Audioのケーブルの中でも最も柔軟性のある絶縁スリーブ」だという。柔軟性を確保しながら、耐久性を得るために、溶融や強度のテストを繰り返し実施している。

 各端子は自社で製造・開発。2.5mm 4極バランス端子は、Astell&KernのハイレゾプレーヤーのAK380、AK300、KANN、AK70などに対応。オンキヨーのDP-X1もサポートする。

 4.4mm 5極バランス端子も自社開発・製造で、ソニーNW-WM1ZやNW-WM1Aでも利用できる。長さは約120cmだが、JH Audio用は約135cmとなる。

2ピン端子部
MMCX端子部