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パイオニア、耳穴に収まる集音器「フェミミ VMR-E50」

 オンキヨー&パイオニアは、耳穴に装着しても目立ちにくい、パイオニアブランドのボイスモニタリングレシーバ「フェミミ VMR-E50」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後。カラーはベージュ。補聴器ではない。

VMR-E50「フェミミ」

 周囲の会話などの音声を集めて聞き取りやすくする集音器で、デジタル処理技術で人の声を中心に音声を増幅する独自の“フェミミ効果”に加え、周囲の雑音やハウリングを抑えて「聞きたい声が自然に聞こえる」ための機能を備える。

 耳穴に収まるサイズで、イヤーピースを含む外形寸法は20.7×13.6×10.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1g(電池を除く)と小型/軽量化。ケーブルがないため目立ちにくく、人との会話でも相手の違和感が少ないという。片耳用で、左右どちらの耳でも使用できるデザインを採用。耳から取り外すためのテグスも備える。

VMR-E50を装着したところ

 バランスドアーマチュア(BA)ドライバとMEMSマイクを備え、集音した音声を高音質再生できるとする。ボリューム調整はプッシュ式。最大出力音圧レベルは114dB SPL、最大音響利得38dB。空気電池PR41(312)で約165時間動作する。3サイズ(S/M/L)のイヤーピースや電池、ケース、耳垢ガードなどが付属する。

製品内容

 フェミミ「VMR-M750」、「VMR-E50」の貸出サービスも8月31日に開始した。2週間・無償でフェミミ製品を試せる。送料のみユーザー負担。

 パイオニアブランドの集音器「フェミミ」シリーズは1998年発売から今年で20周年を迎える。「テレビや音楽の音量をあまり上げずに楽しみたい」「家族や友人との会話をもっと明瞭に聞き取りたい」といったユーザーに使われ、累計出荷台数は39万台を超えている。