ラトック、4K/HDR対応のHDMI分配器。2分配モデルは14,400円

ラトックシステムは、4K/HDR、HDCP 2.2に対応したHDMI分配器を9月末日より出荷する。2分配の「RSｰHDSP2-4K」と4分配の「RS-HDSP4-4K」の2モデルをラインナップ。2分配モデルは14,400円、4分配モデルは22,400円。

2分配の「RS-HDSP2-4K」(写真左)と4分配の「RS-HDSP4-4K」(写真右)

2016年に同社より発売されたHDMI分配機「REX-HDSP2-4K/REX-HDSP4-4K」(44,800円～64,800円)の基本機能はそのままに、改良と低価格化を実現した。最大4K/60p(4:4:4,8bit)までの映像信号入力に対応。HDR、HDCP 2.2をサポートし、UHD BDなどの4Kコンテンツを複数のディスプレイに同時出力できる。ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオの音声信号にも対応する。HDMI入力は1系統。

3つの動作モードを搭載。「自動判別モード」は、接続されたディスプレイが対応している解像度と音声フォーマットで出力。「優先出力モード」は、HDMI OUT1に接続されたディスプレイの最高スペックに合わせた解像度と音声フォーマットで出力。「固定出力モード」は、電源ON/本体リセット時に接続された機器の解像度・音声フォーマットが記録・出力される。固定出力時は、電源オフしない限り、機器を入れ換えても解像度と音声フォーマットは変更しない。

通電状態が分かるLED搭載電源スイッチ

スクリューロック式のACアダプター差込口

前面右側に、LEDが点灯する電源スイッチを搭載。本体のACアダプター差込口はスクリューロック式で、落下やケーブルの引っかけなど意図しない電源オフを防止する。

最大3段のカスケード接続に対応。最大10ｍのケーブルが使用できるほか、変換コネクタ/ケーブルを併用すればDVIディスプレイへも出力できる。外形寸法/重量は、2分配モデルが約166×85×25mm(幅×奥行き×高さ)/約400g。4分配モデルが約216×85×25mm(同)/約500g