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Lマウントアライアンス設立。ライカ、パナソニック、シグマがカメラやレンズ展開
2018年9月25日 20:30
ライカカメラ社とパナソニック、シグマの3社は、写真関連展示会「フォトキナ2018」の開催に先立ち、戦略的協業「Lマウントアライアンス」の展開を発表した。パナソニックとシグマは、ライカの開発したLマウント規格を利用した自社の製品開発や同レンズマウントを搭載したカメラやレンズの提供が可能となる。
協業する3社がLマウント互換製品群を展開することで、システムカメラの拡張性が広がり、幅広い写真撮影のニーズへ対応することを目指す。ライカ、パナソニック、シグマの3社が同じバヨネットマウントを共有することで、「利用者は一つのブランドに縛られることなく、幅広い選択肢の中から必要な機材を選択することができるようになる」としている。
ライカカメラが開発したLマウントは、フルフレームカメラだけでなく、APS-Cセンサー搭載カメラにも使用可能。20mmのショートフランジバックにより、レンズとセンサー間の距離が短くなり、レンズの小型化が可能なため、「特に広角レンズの設計において大きなメリット」としている。将来のファームウェアアップデートにも対応する。
デジカメ Watchでは、ケルンの発表会場からレポートをお伝えしている。また、パナソニックはLマウント対応の35mmフルサイズミラーレス「S1R」「S1」開発も表明、2019年初頭発売予定としている。