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ウォークマン「ZX300/WM1」にアナログレコード再現再生やBTレシーバ機能追加

ソニーは、ウォークマン「NW-WM1Z」、「NW-WM1A」、「NW-ZX300」3機種のソフトウェア・アップデートを10月4日から提供開始した。Bluetoothレシーバ機能や、アナログレコード再生の音響現象をDSP技術で再現する「バイナルプロセッサー」などを追加する。

NW-WM1Z

3機種に共通する追加機能は、Bluetoothレシーバ機能と、バイナルプロセッサー。

Bluetoothレシーバ機能は、ウォークマンからBluetoothでイヤフォンなどにワイヤレスで音声を送信するだけでなく、受信も可能にするもの。例えば、スマートフォンで音楽配信サービスを受信し、そのサウンドをBluetoothでウォークマンへと転送。ウォークマンを介して聴く事で、高音質技術を活用しながら、音楽配信サービスの楽曲が楽しめるようになる。

NW-ZX300

「バイナルプロセッサー」は、再生時ONにすると、振動板の初動感度特性が向上。アナログレコードをスピーカーで聴いているような、温かみのある音になるという機能。アナログレコード再生で生まれる音響現象をDSPで再現するという。

また、WM1Z/WM1Aのみの追加として、USB DAC機能が追加される。PCとWM1Z/WM1Aを接続する事で、USB DACとして動作可能になり、PC内の音楽を、ウォークマンを介して高音質で楽しめる。NW-ZX300はすでにUSB DAC対応済み。

そのほか、再生画面表示にデジタルピークメータを追加、アルバムのカバーアート画像の手動追加などの改善も図られている。

NW-WM1Z/WM1Aは2016年10月発売のフラッグシップシリーズ、「NW-ZX300」は2017年10月発売の高音質モデル。