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Astell&KernとDALIがMQA対応。プレーヤーやDACなどで再生可能に

MQAは、新たなパートナー企業としてAstell&KernやDALIなどが加わったことを発表。ポータブルプレーヤー「A&ultima SP1000」などの機器が高音質コーデックのMQAに対応する。

Astell&Kernは、ポータブルオーディオプレーヤー「A&ultima SP1000」

メリディアンが開発したMQAは、独自のエンコーディング手法により、音質を維持したままハイレゾ音源の容量を大幅に削減できるという点が特徴。10月5日~7日に米国で行なわれたイベント「Rocky Mountain Audio Fest」に合わせて、MQAのパートナー企業と対応製品の拡大が発表された。

Astell&Kernは、ポータブルプレーヤーの「A&ultima SP1000」が10月半ばにMQAに対応。それ以外のプレーヤーにも導入予定としている。

DALIは、ワイヤレススピーカーシステム「CALLISTO」において、BluOSプラグインモジュールを搭載し、ストリーミングサービスまたはローカル保存したファイルからMQA楽曲を再生できる。

カルガリーに本社を置くEMM Labsは、「DV2 DAC」にMQAを採用。10月末頃に行なわれるアップデートで対応する予定。10月下旬にリリースされるAudiolabの8300CDQ DACや、年内発売予定のKrell Industriesのプリメインアンプ「K-300i」もMQA対応となる。

MQAでライブのストリーミング配信

ライブコンサートの音源をリアルタイムでMQAストリーミング配信する「MQA Live」が10月5日と6日に実施。ザラ・マクファーレンとバンドメンバーによるライブと、ミーシャ・ムローヴァ・アバド・グループのパフォーマンスがストリーム配信された。

また、ライブ音楽配信大手のnugs.net は、iOS/Androidアプリのnugs.netを使って、世界中のツアーアーティストのライブコンサートをMQAでストリーミング配信。フェンウェイ、リグリー、シアトルでのパール・ジャムのライブや、デッド&カンパニーのアルバムが聴ける。