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強力手振れ補正の5.7K/360度カメラ「Insta360 ONE X」
2018年10月11日 06:30
Shenzhen Arashi Visionは10日、360度カメラの最新モデル「Insta360 ONE X」を発表した。日本代表代理店のハコスコも予約受付を開始し、10月20日より発売する。直販価格は52,300円(税込)。
Insta 360 ONE X(ONE X)は、強力な手ブレ補正と映画のようなスローモーション撮影機能が加え、「カメラの可能性を広げる」という360度カメラ。5.7K(5,760×2,880ドット)/30fpsの全天球動画撮影に対応する。アプリはAndroidとiOSの両対応。
対応解像度は5,760×2,880/30fps、3,840×1,920ドット/50fps、30fps、もしくは3,840×1,504ドット/100fps。どの角度もきれいな高解像度360度撮影時には5.7Kを、動きの多いシーンの撮影においては、50FPS(4K)及び100 FPS(3K)の撮影モードを選択できる。コーデックはMPEG-4 AVC/H.264.ファイルフォーマットはMP4(保存フォーマット:insv)。静止画は1,800万画素。
FacebookやYouTube、Periscope、Instagramなどへのアップロードに対応する。記録メディアは、別売のmicroSDカード。
特徴は「ジンバルを使ったような」手振れ補正技術「FlowState」の搭載。すべての角度の動きを分析し、今までにないクオリティの手ブレ補正を実現するという。カメラ単体で、滑らかな動画を撮影できるため、ONE Xをヘルメットや自撮り棒、ボートなどに取り付けて撮影できる。
なお、自撮り棒利用時に、棒を“消す”機能も搭載。ONE Xを3mの自撮り棒につければ、「ドローンなしでもドローンを使ったような空撮映像を撮れる」という。
ONE X単体で撮影し、その後にアプリから好きなシーンの再生や編集が可能。お気に入りのシーンを様々な角度から選んだり、映画のようなカメラワークを選ぶことが可能。
新たにタイムシフト機能を搭載。映像の好きなところを好みの再生速度に調整できる編集機能で、映画のシーンのようにスローモーションから高速早送りにするなど、アプリだけで再生速度を選択できる。
ユーザをスローモーション撮影の中心に置く「バレットタイム撮影」も搭載。 ONE Xでは同機能を拡張し、360度の広い視野と鮮明な3K解像度で撮影可能となった。
写真撮影専用のHDRモードも装備。撮影環境に合わせて、ISO感度、EV値、ホワイトバランス、シャッター速度を手動調整できる。また、タイムラプス、ハイパーラプス、インターバル撮影、タイマー撮影などの機能も搭載する。
ONE Xとスマホアプリとの連携はWi-FiとBluetooth 4.0に対応。遠隔でプレビューを見ながら操作できる。別売のGPSスマートリモコンを使えば、写真や動画にGPS情報を自動記録可能。撮影した写真や動画をGoogleストリートビューにアップロードでき、動画に速度や方向、標高、位置、ルート情報などを表示できる。
バッテリ容量は1,200mAhで、利用時間は約60分。外形寸法は114.56×48×27.60mm、バッテリを含む重量は115g。
Insta360 ONE X |
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