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8K放送の22.2ch音声対応サウンドバー「AQUOSオーディオ」。天井反射で立体音響

シャープは、新8K衛星放送の22.2ch音声に対応したサウンドバー型オーディオシステム「AQUOSオーディオ(8A-C31AX1)」を2019年2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

AQUOSオーディオ(8A-C31AX1)のサウンドバー部

Dolby Atmosのイネーブルドスピーカーも内蔵した1.2m幅のサウンドバーと、ワイヤレスのサブウーファーで構成するオーディオシステム。12月1日から放送開始される新4K8K衛星放送(BS4K/110度CS4K、BS8K)に対応したテレビやチューナーのAQUOSと組み合わせて、8K放送の立体音響を楽しめる。内蔵アンプの最大出力は総合450W。

同社が11月17日に発売する第2世代AQUOS 8KテレビのAX1シリーズ60/70/80型や、外付けの「AQUOS 8Kチューナー(8S-C00AW1)」と、HDMIケーブル1本で接続可能。なお、AX1などの製品については別記事で掲載している。

8A-C31AX1と80型AQUOS 8K「8T-C80AX1」の組み合わせ例(中央)

AQUOS 8Kテレビ/チューナーと接続することで、8K放送の22.2ch音声をミックスダウンして3.1.2ch相当の立体的なサラウンド音声で楽しめる。なお、AQUOS 8K以外のテレビや、AVアンプなどとの組み合わせには対応しない。

8K放送の22.2ch音声をミックスダウンした立体音響を楽しめる

サウンドバーにはフロントLRとセンターの2ウェイユニットに加え、天面には20度前傾したイネーブルドスピーカーを左右に各1基内蔵。Dolby Atmos音声にも対応する。

USBメモリなどに収めた192kHz/24bitのWAVやFLAC音声も再生可能。また、Bluetooth接続したスマートフォンからの音楽再生も行なえる。

HDMI接続したAQUOS 8Kのリモコンで操作できるAQUOSファミリンクに対応。消費電力は、サウンドバーが44W(待機時7W、エコモード時0.7W)、サブウーファーが33W(待機時0.3W)。

サウンドバーの底面にはスパイクを装備。高比重の真鍮材を使い、不要な振動による雑音を防いで高音質化を図っている。外形寸法と重量は、サウンドバーが1,200×140×85mm(幅×奥行き×高さ)、約4kg、サブウーファーが260×260×340mm(同)、約6kg。