ニュース

finalの「D8000」が“残価設定クレジット”で購入可能に。月々の支払い軽減

S’NEXTは、finalの平面磁界型ヘッドフォン「D8000」の新しい購入プランとして、直販サイトのfinal DIRECT SHOPにおいて、11月30日から「残価設定クレジット」を開始する。商品価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、残りの金額を分割払いにすることで、月々の支払いが軽減。24回の支払い終了時に、製品を返却する場合は、通常価格の半額の支払いで済む。

「D8000」は、空気の層の摩擦を活用したAFDS(エアフィルムダンピングシステム)を搭載した平面磁界型ヘッドフォンとして2017年から発売している。価格はオープンプライスで、直販価格は388,000円(税込)。「国内外で高評価をいただき、セールスも好調」というが、その一方で、「38万円は欲しくても購入を簡単に決断できない価格」(final)でもある。

しかし「オーディオマニアである以上、最上位の製品を使ってみたいという欲求があるのは同じオーディオマニアとして私達にも痛いほど分かる。また、オーディオは、昔から再生音に最も大きな影響を与えるスピーカーに良いモノを使う事が音質の水準を上げる早道と言われてきたが、ヘッドホンでも同様。D8000をゴールではなく、オーディオ環境を整える為の入口とする事で、自分の理想とする音に最短でたどり着いて欲しい」(final)という想いから、残価設定クレジットを採用するという。

「残価設定クレジット」は、自動車をローンで購入する際などに使われているもの。D8000の場合は、商品の価格の一部を、一部をあらかじめ“残価”として据え置き、残りの金額を分割払いにすることで、月々の支払いが軽減される。そして、最終回の支払い時に、商品を返却するか、そのまま購入するか、2つのプランが選べる。そのまま購入する場合は、据え置いていた残額を、一括、もしくは再クレジットで支払う形となる。

利点としては、残価額を差し引いた金額を24回に分けて支払うため、月々の支払いが軽減される。さらに、通常数パーセントかかる年率をfinalが負担。頭金も0円であるため、初期投資を抑えられる。また、クレジット終了時に中古相場に関係なく、残価が保証される。

具体的に、D8000を単品で購入する場合、直販サイトでの価格は388,000円。支払い回数は24回(2年)。初回の支払いは10,460円で、通常月の支払いは7,980円×23回。最終の支払いで、製品を返却する場合は0円。購入する場合は残りの194,000円を支払う。

支払いの総額は、購入する場合は388,000円、返却する場合は194,000円。

このプランは、D8000単体だけでなく、「D8000+OFCシルバーコートケーブル」、「D8000+ヘッドホンスタンド」のセットモデルでも用意する。