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Periodic Audio、品質高めたマグネシウム/チタン/ベリリウムイヤフォン

宮地商会M.I.D.は、Periodic Audioの新イヤフォン「Mg-G2」、「Ti-G2」、「Be-G2」を12月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMg-G2が11,880円前後(税込)、Ti-G2が21,600円前後(税込)、Be-G2が32,400円前後(税込)。

マグネシウム素材の振動板を採用した「Mg-G2」

Periodic Audio(ペリオディックオーディオ)は、米カリフォルニア州を拠点とするメーカーで、2017年に設立。創立者のDan Wiggins氏は、振動板の専門家として、長年オーディオメーカーで設計に従事していた人物。

従来モデルとの違いは、生産国を中国から米国に変更し、設計から生産までを一貫して米国で行なう事で、品質管理を徹底した点。仕様も変更され、筐体には軽量で耐久性に優れたポリカーボネートを採用、ノズルグリル部(フィルター)は、新たにステンレスプレートに変更した。

ケーブルの品質も向上。タッチノイズがより軽減され、ソフトで巻き癖が付きにくい素材を使用。入力のステレオミニプラグとスプリッター部を、従来の金属から硬質ウレタンゴムに変更。軽量でより頑丈になっている。

振動板以外の仕様はすべて共通。ユニット口径は10mm。「Mg-G2」は、マグネシウム素材の振動板を採用し、「十分な低音域に伸びのある中・高音域を持ち、抜けの良いサウンドが特徴」という。再生周波数帯域は20Hz~30kHz。インピーダンスは32Ω。感度は101dB。

チタニウム素材を使った「Ti-G2」

「Ti-G2」は、チタニウム素材を使用。「正確な振動が特徴で、各楽器の音を正確に聞き分けたい、音源の正確なモニタリングにおすすめ」だという。再生周波数帯域は16Hz~30kHz。インピーダンスは32Ω。感度は96dB。

ベリリウム素材を使った「Be-G2」

「Be-G2」はベリリウム素材で、「低音域から中・高音域まで原音を繊細に再生。音場、解像度に優れる」とする。再生周波数帯域は12Hz~45kHz。インピーダンスは32Ω。感度は100dB。

付属品も共通で、通常のシリコンイヤーピースと、ダブルフランジタイプ、フォームタイプを同梱。ステレオ標準変換プラグ、航空機機内用アダプター、専用ケースなどを同梱する。