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バッファロー、USB HDDの録画番組を新HDDに移行する業界初「引越しサービス」

バッファローは、テレビやレコーダーに接続したUSB HDDに録画した番組データを、新しいHDDに移行できる「録画番組引越しサービス」を業界で初めて提供する。サービス対象製品は、故障予測機能「みまもり合図 for AV」を搭載した「HDV-SAMU3-A」と「HD-LDS-A」の2シリーズ。1月7日より受付を開始する。料金は容量ごとに異なり、1TBで13,000円、2TB 14,500円、3TB 16,000円、4TB 18,500円、6TB 23,000円。

HDDが壊れる前に、テレビやレコーダーで録画した番組を、新しいHDDにまるごと移行する業界初のサービス。暗号化やコピー制御信号の付与により、これまでデータ移行が困難だった日本の地上デジタル放送の録画コンテンツの移行を可能にするものとなる。

2019年1月1日に施行された改正著作権法(47条の4)により、HDDなど記録媒体に内蔵する機器の保守・修理などのため、同様の機能を備えた機器と交換する場合において、テレビ番組録画データの一時的複製が可能になることを受け、サービスの提供が可能になった。改正前は対象製品が「記録媒体内蔵複製機器(レコーダーなど)」とされていたが、改正後は「記録媒体を内蔵する機器(HDDが内蔵されているデバイス)となり、複製できる類型として「同様の機能を有する機器と交換する場合」と追加された。

対象製品が搭載している故障予測機能「みまもり合図 for AV」により、事前に故障予測が通知された際に、Web受付フォームで申し込み、製品をバッファローに発送すると、内蔵しているHDDを新しいものに交換し、データ移行作業も実施し、返送される。

1月7日時点のサービス対象製品2シリーズに加え、今後発売する「みまもり合図 for AV」搭載製品についても、このサービスの対象製品となる。

データ移行後の製品は、実施前と同様に、それまで使用していたテレビやレコーダーで引き続き録画番組の再生や新規録画が可能。ダビング10対応の録画コンテンツも、コピー可能回数を変えることなく、移行される。

なお、故障後のHDDからのデータ移行はできない。別型番の製品への移行も不可。移行後、前のHDDはデータ完全消去の上、バッファローが破棄する。

HDV-SAMU3-A
HD-LDS-A