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ZHIYUN、スマホを外部モニタとして使えるカメラ用ジンバル「WEEBILL LAB」
2019年1月28日 07:45
VANLINKSは、ZHIYUN製のカメラ用ジンバル「WEEBILL LAB」(ウィービル ラボ)を1月25日に発売する。価格は標準セットが79,800円(税込)。ケーズデンキ、システムファイブ、 ビックカメラ、ヨドバシカメラで販売する。
「WEEBILL」という製品名は、オーストラリアに生息する小型の鳥の名前で、「ジンバルのコンパクトさに因んで名前をつけた」という。「LAB」は、スマートフォンを外部モニターに変えるワイヤレス映像転送技術を備える、ZHIYUNの新たなジンバル製品群のシリーズ名称。
折りたたむとA4用紙より小さい面積に収まるサイズで、本体重量は970g。最大搭載荷重は3kgで、「市販のミラーレスカメラの大半を安定して保持できるパワーを備えている」という。
付属のミニ三脚をハンドグリップとして使用できるのが特徴で、独自の“つり下げ”モードにより快適に撮影できる。
ワイヤレス映像転送にも対応。撮影中の映像をリアルタイムにスマートフォンへ転送でき、別途モニターを用意することなく、スマートフォンを外部モニターとして活用できる。
無料専用アプリを使用した「ViaTouchコントロールシステム」より、カメラのフォーカスポイント、絞り、シャッタースピード、ISOなどのパラメータもスマホから設定可能。アプリからジンバルのパンやチルトも操作できるため、撮影者がジンバルから離れた場所から操作する事もできる。
チルト、ロール、パンの三軸すべてを機械的にロックできるラッチも用意。持ち歩きの際の保管が簡単に行なえ、バランスの再調整も不要という。ARCA SWISSとManfrottoに対応したダブルクイックリリースシステムも備え、ジンバルだけでなく三脚やスライダーに載せかえて使用する場合に、素早く交換できる。
さらに、様々な撮影シーンに対応できる6つの撮影モードを用意。ジンバルの三軸がロックされ、ジンバルが動いてもカメラが動かないロック「L」モード、チルト軸とロール軸がロックされて水平の動きに追従する「PF」モード、ロール軸がロックされ、 カメラはジンバルのチルト軸やパン軸の移動に追従する「F」モード。
ジンバルのハンドルの動きに応じて、カメラを最大45度まで左右にロールできる「POV」モード、 ロール軸がロックされ、 カメラはジンバルのチルト軸及びパン軸の移動に素早く追従する「Go」モード、 カメラが90度の角度でチルトし、ハンドルの動きに追従して360度無制限に回転する「V」モード。
全ての撮影モードの切り替えは、ジンバル本体から操作可能。別売で、外部サーボフォローフォーカスも用意。本体のハンドホイールを回すだけで、スムーズなピント合わせが行なえるという。バッテリー駆動時間は最長約10時間。
標準セットに加え、クリエーターセット、マスターセットも用意。詳細は専用ページを参照のこと。