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ZHIYUN、耐荷重4kgのプロ向けジンバル「WEEBILL 2」
2021年7月2日 12:45
VANLINKSは、ZHIYUN TECHのプロフェッショナル向けカメラジンバル「WEEBILL 2」を、7月16日に発売する。付属品が異なる4形態(スタンダード/コンボ/プロ/プロプラス)が用意され、価格はそれぞれ74,800円、79,200円、121,000円、151,800円。
コンボでは本体や各カメラ用接続ケーブルなどに加え、専用ケース、スリンググリップハンドルが付属。プロはさらに専用のトランスミッター「TransMount イメージトランスミッターAI」と「TransMount フォーカスズームコントロールモーター2.0」が、プロプラスではさらに専用外部モニター「マスターアイ VC100」が付属する。
映像クリエイターのためにゼロから設計したというプロ向けカメラジンバル。最大4kgのカメラまで搭載できるようになったほか、新たにinfineon製センサーも搭載。前モデルの「WEEBILL S」に比べ、フォローがスムーズに行なえて応答速度も向上した。
新型モーターとアルゴリズムも搭載し、前モデルを上回る安定性とスムーズな手ブレ補正を実現。重心がさらに安定したため、より簡単にローアングル撮影ができるようになった。
ロール軸や絞り、ISO、フォローフォーカスとズームが調節可能なホイールを搭載。前モデルよりも精度の高い調整をホイールで行なえる。搭載する2.88インチの開閉式タッチパネルと組み合わせれば電子フォローフォーカス制御などの設定も可能。
タッチパネルはバリアングルで、ローアングル撮影時でも簡単に画面を確認できる。前モデルと比べ、各パラメータの調整や自動キャリブレーションが、より直感的に行なえるようになっている。専用トランスミッターと組み合わせると、カメラモニターの映像をタッチスクリーンに出力することもできる。
またトランスミッターを併用することで、WEEBILL 2のモニターからトラッキング機能が利用可能に。動きのあるシーンでも、被写体を見失うことなく追尾できる。
撮影モードはパノラマやタイムラプス、ハイパーラプス、長時間露光ハイパーラプス、シングルプレスポートレートモード、フルレンジPOV、ボルテックスモード、GOモードを搭載。屋外での撮影や、夜間のタイムラプス撮影ができる。
バッテリー駆動時間は最長約9時間で、充電時間は1.6時間。重さは約1,470g。クイックリリースプレートや三脚パッキングベース、レンズサポートなどが付属。対応カメラは公式ホームページで案内されている。
プロ、プロプラスに付属するTransMount イメージトランスミッターAIは、WEEBILL 2と組み合わせることで、ジンバル側のタッチモニターでカメラのモニター映像を確認できるようにするもの。AIを搭載したことでトラッキング性能も向上しているという。
プロプラスに付属するマスターアイ VC100は、上述のイメージトランスミッターAIと組み合わせて使う外部モニター。撮影中の映像を最大150mまで伝送し、映像の確認、ジンバル操作ができる。1,000nitを超える輝度で、5,5インチのフルHDタッチパネルを搭載。コントラスト比は1,200:1、出力解像度は400PPI。
イメージトランスミッターAIとマスターアイ VC100は単品販売も行なわれる。