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Fostex、RP振動板ヘッドフォン+アンプ+XLRケーブルで8万円のバランス接続パック
2019年1月29日 14:39
フォステクスカンパニーは、RP振動版を採用したヘッドフォン「T60RP」と、DAC内蔵のヘッドフォンアンプ「HP-A4BL」、XLRケーブル、特製ヘッドフォンスタンドをセットにした「T60RP+HP-A4BLバランス接続パック T60RP(BP)」を1月下旬に、直販サイトとAmazon.co.jpで数量限定販売する。価格は8万円。
独自技術RP(Regular Phase)振動版を採用した、RPヘッドフォンシリーズの最新モデル「T60RP」(既存単品モデルの価格は32,000円)と、2016年から発売しているコンパクトタイプのDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「HP-A4BL」(同48,000円)をセットにしたもの。HP-A4BLは、アルミ製サイドパネルをブロンズ色にアルマイト加工を施した特別カラー仕様としている。
バランス接続用のXLR 4極バランスケーブル「ET-RPXLR」と、T60RPのハウジングと同素材であるアフリカンマホガニーを台座に使用した、特別デザインのヘッドフォンスタンド「ST60RP」も同梱。バランス接続が楽しめるセットとなっている。
ヘッドフォンの「T60RP」は、高耐熱ポリイミドフィルムをベース材に銅箔エッチングを施したRP振動板を搭載。ドライバーユニットにはネオジムマグネットを使い、広い再生帯域を持ち、優れたトランジェント特性と3,000mWまでの高い耐入力を実現した。
ハウジングはウッド(アフリカンマホガニー)で、RP振動板の繊細な表現力に深みを加えている。ケーブルは着脱可能。なお、セットに付属するXLR 4極バランスケーブル以外にも、3.5mm(4極)-3.5mm(3極)の1.5mケーブルを同梱。標準プラグへの変換コネクタも付属する。
「HP-A4BL」は、XLR 4極バランス出力も備えたDAC搭載ヘッドフォンアンプ。USB DACとしても機能し、PCMは192kHz/24bitまで、DSDは11.8MHzまで対応。DACチップはTIのバーブラウン「PCM1792A」を搭載。ゲイン切り替えにより、幅広いヘッドフォンに対応できるという。
セット付属のバランスケーブルはXLR 4極タイプ。導体はOFC無酸素銅4芯構造で、端子は金メッキ仕上げ。長さは1.5m。