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新「iPad mini」登場。Retina/A12 Bionic/Apple Pencil対応。コネクタはLightning
2019年3月18日 22:53
アップルは18日、7.9型ディスプレイを搭載した新しい「iPad mini」を発表した。Retinaディスプレイを採用し、Apple Pencil(第1世代)にも対応。A12 Bionicプロセッサも搭載する。Wi-Fiモデルの価格は、ストレージメモリ64GBモデルが45,800円、256GBが62,800円、Wi-Fi + Cellularモデルは64GBが60,800円、256GBが77,800円。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドを用意する。18日現在、直販サイトのApple Storeでは配送予定日が3月30日~4月1日となっている。
最新のテクノロジーを取り入れながら、コンパクトさを維持。「ポータブルなデザインを愛するiPad miniファンのためのメジャーアップグレード」と位置づけられている。A12 Bionicプロセッサにより、従来モデルと比べ、3倍のパフォーマンスと9倍のグラフィック性能を実現。
外形寸法は203.2×134.8×6.1mm(縦×横×厚さ)で、重量はWi-Fiモデルが300.5g、Wi-Fi + Cellularが308.2g。なお、コネクタはLightningを採用している。
7.9型で、解像度2,048×1,536ドット、326ppiのRetinaディスプレイを採用。25%明るくなり「あらゆるiPadの中で最高のピクセル密度を持つ」という。環境に合わせてホワイトバランスを調整する「True Toneディスプレイ」も採用。Apple Pencilもサポートしており、外出先でアイデアをメモしたり、スケッチするのに最適だという。ただし、iPad Proで使える第2世代のApple Pencilではなく、サポートするのは第1世代のApple Pencilのみ。
A12 BionicのNeural Engineにより、ARや3Dゲームにも対応。最新のiPad Proに搭載されているものと同じWi-Fiパフォーマンスや、LTE接続機能も備えている。
800万画素のデジタルカメラも搭載。F2.4のレンズを採用し、センサーは裏面照射型。Live PhotosやHDR写真、パノラマ撮影、自動手ぶれ補正なども備えている。1080pの動画撮影も可能で、120fpsのスローモーション撮影にも対応。動画撮影時も手ぶれ補正が利用でき、3倍のビデオズーム機能も用意。手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ撮影も可能。
内側には700万画素のFaceTime HDカメラを搭載。F2.2のレンズで、裏面照射型センサーを採用。1080/30pの動画撮影や、Retina Flash機能なども備えている。
ステレオスピーカーを搭載。通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のためのデュアルマイクも備える。通信はWi-FiがIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)をサポート。Bluetooth 5.0もサポートする。
デジタルコンパス、Wi-Fiでの位置情報機能、iBeaconマイクロロケーションに対応。Wi-Fi + Cellularモデルはさらに、Assisted GPS、GLONASS、携帯電話通信からも位置情報を取得できる。
Touch ID、3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサーも搭載。バッテリの持続時間は、Wi-Fiの場合、インターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で最大10時間。Wi-Fi + Cellularモデルで、携帯電話ネットワークでのインターネット利用では最大9時間。iOS 12を採用する。
対応するオーディオフォーマットはAAC(8~320kbps)、HE-AAC、MP3(8~320kbps)、MP3 VBR、Dolby Digital(AC-3)、Dolby Digital Plus(E-AC-3)、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、Apple Lossless、AIFF、WAVに対応。
映像フォーマットは、MPEG-4 AVC/H.264で最大4K/30p、ハイプロファイルレベル4.2(最大160kbpsのAAC-LCオーディオ)、48kHz、最大1,008kbpsのステレオオーディオ、またはDolby Audio、48kHz、.m4v、.mp4、.movフォーマットのステレオ、またはマルチチャンネルオーディオなどに対応する。