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外部センサー不要「Oculus Rift S」399ドル。“最高のPC VRゲーミングプラットフォーム”

Oculusは現地時間の20日、米国で開催されているゲーム開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference 2019」において、新たなHMD「Oculus Rift S」を発表した。PCと接続して利用するタイプのHMDで、「最高のPC VRゲーミングプラットフォーム」とアピール。2019年春に399ドルで発売予定。

新たなHMD「Oculus Rift S」

既発表の「Oculus Quest」と同様に、Rift Sにはトラッキング技術の「Oculus Insight」搭載。外部センサーを使わず、搭載した5つのセンサーを活用して、装着者の動きを検知。VRゲームなどに活用できる。

光学系やディスプレイも改良。より高いピクセル密度で、より鮮明な映像を表示でき、これまでにない良質なVRゲーム体験ができるとする。PCとは、1本のケーブルで接続できる。

Oculus QuestやOculus Goと同様に、音声再生もHMDから可能。ユーザーが好きなヘッドフォンを接続して使うこともできる。

既発売の「Rift」と「Rift S」は同じコアプラットフォームで展開されるため、Riftユーザーも継続的なソフトウェアアップデートが利用できるという。