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USB DACをRoon対応にするネットワークユニット「ultraRendu」。I2S対応のDDCも

トップウイングサイバーサウンドグループは、米SONORE(ソノーレ)ブランドの日本における代理店業務を開始。USB DACをネットワークオーディオ機器として利用可能にする信号変換ユニット「ultraRendu」と、USB入力をI2Sや同軸デジタルの出力に変換するUSB DDC「ultraDigital」の2製品を、5月中旬より発売する。価格などの詳細は後日発表予定。

USB DACをネットワーク化するユニット「ultraRendu」

「春のヘッドフォン祭」において、開催初日の4月27日11時30分から一般・報道向けの発表会を実施。また、ヘッドフォン祭の会場となる中野サンプラザ15階ブース(リーフ)の他に、6階ブース(ウィンド)において、アーティストイベントを含むSONORE製品のデモを行なう。

SONOREについて、トップウイングは「数年前に設立された若い会社ながら、PCオーディオ分野に強みを持つ企業。USB DACをネットワークオーディオ機器として使えるようにする『Rendu』シリーズは高い人気と評価を得ている」としており、アメリカのオーディオショーのデモでも多く使われているという。

USB DDC「ultraDigital」

ultraRendu

手持ちのUSB DACをネットワークオーディオ対応にできるユニットで、RoonやDLNA(OpenHome)、音楽ストリーミングサービス「Spotify」のSpotify Connectなど様々なネットワークオーディオをサポート。Roonについては正式認証(Roon Ready)を取得している。

LAN端子とUSB出力を備え、USB DACを接続して利用する。独自開発のオーディオ専用OS「Sonicorbiter」を搭載。「MacやWindows PCから直接USB DACに接続した場合と比べて優位性がある」としている。

PCM 768kHzや、DSD512のデータに対応。MQA音源についても、DACがMQAレンダラー/デコーダーに対応していれば利用可能。

ultraRenduの背面

Macでは、ultraRenduを介することでDSDをDoPではなくASIO的に使うことができるとしており、「DSD再生のスペック上の上限がPCMの対応サンプルレートに左右されない(PCM 768kHz対応のDACでないとDSD 11.2MHzが再生できないということがない)」という。

国内では、ローノイズ電源アダプター「iFI iPower 9v」などと組み合わせた独自のバンドルセットで発売予定。販売形態や価格などの詳細は、決定次第案内するという。

ultraDigital

USB入力と、同軸デジタルとI2Sの2系統の出力を備えたUSB DDC。前出の「ultraRendu」や、今後発売予定のSONORE Renduシリーズ製品との組み合わせを想定している。PCの対応OSはWindows 10 バージョン 1709、Mac OSX 10.6.8以降。

I2S出力は、対応機器とHDMIで接続する方式を採用。トップウイングが取り扱う、I2S入力を備えるXIAudio「SagraDAC」とM2TECH「Evo DAC Two Plus」では、最大でPCM 384kHzとDSD256のデータに対応。同軸デジタル出力は、規格の上限となるPCM 192kHz/24bitまで対応する。

ultraDigitalの背面