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スマホ操作進化のレコーダ「おうちクラウドディーガ」。1TBが約6万円

パナソニックは、ダブルチューナー内蔵のBDレコーダー「おうちクラウドディーガ」2モデルを5月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1TB HDD内蔵の「DMR-BRW1060」が60,000円前後、500GBの「DMR-BRW560」が53,000円前後。

DMR-BRW1060/BRW560

なお、最大10chの自動録画が可能な「おうちクラウドディーガ 全自動モデル」も、同じく5月17日に発売する。8TB HDD内蔵で最大10chの全自動録画対応「DMR-UBX8060」と、4TB/6chの「DMR-UBX4060」、2TB/6chの「DMR-BRX2060」を用意。これら3機種については別記事で掲載する。

スマホアプリ進化、家の中でもリモコンに

録画番組や放送中番組に加え、スマホやタブレットから転送した写真や動画、CDからリッピングした音楽などもスマホなどで楽しむ「おうちクラウド」モデルのレコーダー。内蔵チューナー数は、地上/BS/110度CSデジタル各2系統。なお、新4K衛星放送のチューナーは搭載しない。

DMR-BRW1060

'18年春モデル「DMR-BRW1050」、「DMR-BRW500」からの進化点として、スマホアプリ「どこでもディーガ」の進化により、録画番組をスマホで選んで簡単にテレビで観られるようになった。外出先だけでなく、家の中でもスマホをリモコンとして快適に利用できるという。

スマホのLINEアプリからの番組検索や録画予約にも引き続き対応。CLUB PanasonicのLINE公式アカウントに友だち登録して利用できる。

DMR-BRW560

外出先での視聴や、番組持ち出しができる「どこでもディーガ」アプリの進化により、録画番組一覧や番組表から番組を選び、直接テレビで再生可能になった。家の中でも、スマホをリモコンとして使いやすくなったという。

また、スマホで再生中に表示される「シーン一覧」アイコンから、シーンを選んで再生可能。なお、シーンから再生するには、レコーダ本体のインターネット接続と、ディモーラのプレミアム会員登録(月額300円)が必要。地上デジタル放送のシーン情報が登録されている番組のみ対応している。

4Kテレビで視聴する際に、独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート」により、高精細で自然な質感と立体感のある4Kアップコンバート映像再生が可能。なお、放送中の番組は4Kアップコンバートできない。

DMR-BRW1060の付属リモコン

CDからリッピングした楽曲や、スマホで撮影した動画/写真などを保存できる「おうちクラウド」の機能も引き続き搭載。写真/動画は最大合計40,000ファイルまで保存でき、写真をスマートフォンで見られるほか、テレビ画面で家族で楽しむといった使い方ができる。デジカメやビデオカメラの写真/動画もUSB端子経由で取り込み、スマホやテレビで再生可能。おうちクラウドの音楽や写真、動画を、別売のBDやUSB HDDにバックアップ可能。SeeQVault対応HDDを使って、DIGAを買い替えた時の録画番組引っ越しもできる。

HDMI端子は1系統。USB端子は2系統(USB 2.0/USB 3.0各1)。LAN端子を搭載する。消費電力は、BRW1060が約18W、BRW560が約16W。外形寸法は430×179×41.5mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量は、BRW1060が約2.1kg、BRW560が約1.8kg。

DMR-BRW1060の背面
DMR-BRW560の背面