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パイオニア、UHD BD再生対応で約16,000円のPC内蔵型ドライブ
2019年4月25日 15:08
パイオニアは、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)再生に対応したPC内蔵型BD/DVD/CDドライブ「BDR-212JBK」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後(税込)。カラーはブラック。対応OSはWindows 7/8/8.1/10。
UHD BDの4Kコンテンツ再生に対応するほか、音楽CDのデータを忠実に読み取る独自技術「PUREREAD3+(原音再生)」や、省電力モード「PEAK POWER REDUCER」など独自の機能も備えたPC用ドライブ。インターフェイスはシリアルATA Revision 3.0。
「PUREREAD 3+(原音再生)」は、ディスク表面の汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れないときに、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行なう機能。音質変化の原因となるデータの欠落・補間の発生を抑え、CD本来の音質で再生可能としている。
BD-R(1層25GB)への16倍速記録に対応。BDXLにも対応し、BD-R XL 3層100GB/4層128GB、BD-RE XL 3層100GBへの記録と再生が行なえる。アーカイブ用の光学メディアM-DISCの記録/再生もサポートする。
記録速度は、BD-R 16倍速、BD-R DL 14倍速。BD-R TL 8倍速、BD-R QL 6倍速。DVDやCDの記録速度はDVD±R 16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。
従来からの防塵/防音パットを採用した高い防塵防音性能に加え、ドライブのソフトウェアを見直すことで、チリやホコリ、タバコの煙などによるディスクの読み取り性能劣化を抑制。同社塵埃サイクル試験において、従来機種BDR-209JBK比で約2倍の再生回数を実現した。
ディスク共振スタビライザーを採用し、書き込み時の記録精度を向上。キズや指紋、汚れの付いたBD/DVDや、書き込み品質の低いBD/DVDも再生できるPowerRead機能を搭載。また、省電力モードのPEAK POWER REDUCERも備え、動作ピーク時の電力消費量を抑えることで、電力供給低下時も安定動作を維持するという。
筐体は不要な振動を抑える高剛性のハニカム構造。ディスクの振動を抑える高速回転対応クランパーも採用する。
バンドルソフトは、UHD BD再生対応のPowerDVD 14や、編集ソフトPowerDirector 15、オーサリングソフトのPowerProducer 5.5、オーディオ編集のAudioDirector 7 LE、動画の色補正が行なえるColorDirector 5 LEなど。ダウンロード提供しているドライブ設定ソフト「パイオニアBDドライブユーティリティ」に対応。また、オリジナル音源集「Sound Material」も同梱する。