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FiiO、約3.8万円の4BAイヤフォン「FA7J」。1万円台の「FA1J」も

エミライは、FiiO Electronicsのイヤフォン新製品として、フルBA(バランスド・アーマチュア)タイプのユニバーサル型「FA7J」と「FA1J」を6月7日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はFA7Jが38,000円前後、FA1Jが12,500円前後。

FA7J
FA1J

どちらもKnowles製のBAドライバーを搭載し、日本市場向けに音質をチューニングしたというユニバーサルイヤフォン。3Dプリント技術による小型で装着性の高いシェルを採用している。4月の「春のヘッドフォン祭 2019」で参考展示していたもので、発売日と価格が決定した。

「春のヘッドフォン祭 2019」で展示されていた「FA1J」(左)と「FA7J」(右)

FA7Jは、Knowles製BAドライバーを4基搭載し、「色付けの少ないモニター志向のチューニング」を施した。日本市場向けカスタム設計のクロスオーバーネットワークも採用。再生周波数帯域は20Hz〜40kHzでハイレゾ再生に対応する。インピーダンスは23Ω。

シェルはDLP方式3Dプリント技術を用いて製造。EUクラスIIa医療機器規則適合の高透明度樹脂素材を使い、世界中の多くの耳型からフィードバックを集めて「カスタムイヤフォンに匹敵する快適性」のデザインを採用した。ケーブルは銀メッキ処理高純度単結晶銅線を採用し、長さは1.2m。MMCXコネクターで着脱できる。プラグはL字型3.5mm。

FA1Jは、Knowles製BAドライバーを1基搭載し、日本市場向けのアコースティックチューニングにより、「色付けの少ないモニター志向」の音を特徴とする。また、15Ωという低インピーダンス設計により、スマートフォンとの組み合わせでも鳴らしやすくした。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。

シェルは肌への刺激が少ない高透明度樹脂素材で製造し、耐久性も高めている。ケーブルはMMCX対応で、銀メッキ処理無酸素銅線を採用し、長さは1.2m。プラグはL字型3.5mm。