AK×beyerdynamic最新イヤフォン「AK T9iE」。2層フィルター搭載

アユートは、Astell&Kernブランドとbeyerdynamicとのコラボイヤフォン新製品「AK T9iE」を2019年夏に発売する。価格はオープンプライス。日本国内での価格は未定だが、グローバルプライスは米国で1,199ドル。

Astell&Kernブランドとbeyerdynamicとのコラボイヤフォン新製品「AK T9iE」

「AK T8iE MkII」のアップデートモデルと位置づけられており、新たに搭載した新開発アコースティックベントポートがレスポンスに優れた低域再生を実現。特別設計で2層構造のアコースティックフィルターにより、音導管に汗や異物が入り込むのを防ぎ、高域特性の最適化も実現している。

beyerdynamic独自の「TESLAテクノロジー」を イヤフォン用に小型化。ダイナミック型のユニットで、リングマグネット内に生ずる高い磁束密度が、ドライバーユニットに高効率と高い再現力を実現。正確でニュートラルなサウンドが再生できるという。イヤフォン用に最適化したボイスコイルは、大音量時での的確な駆動と低歪化も実現した。

再生周波数帯域は8Hz～48kHz。インピーダンスは16Ω。イヤフォンケーブルは、高純度無酸素銅の7N OCC銅線に、4N純銀をコーティングしたハイブリット構造を採用。「テスラテクノロジーのポテンシャルを一切損ねることのない、高純度伝送によるワイドレンジ再生を実現した」とする。

イヤフォンケーブルは、高純度無酸素銅の7N OCC銅線に、4N純銀をコーティングしたハイブリット構造を採用

入力端子は、AKプレーヤーのバランス出力に対応する2.5mm/4極タイプ。3.5mm/3極への変換ケーブルも付属する。イヤフォンとケーブルは着脱可能で、MMCX端子を採用している。