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Bluetooth対応ですぐ使えるレコードプレーヤー「HTT-1100」

ピクセルは、オタイオーディオが監修したブランド「HAKU」より、レコードプレーヤー「HTT-1100」を、5月30日に発売した。価格はオープンプライス、市場想定価格は26,800円前後。

ベルトドライブ方式を採用したレコードプレーヤー。シリンダー軸と小型ターンテーブルを組み合わせることで、プラッターの上下動を軽減した。トーンアームはS字型で、ウエイトゲージやアンチスケーティング調整ダイヤルを備える。

PHONOプリアンプを内蔵するほか、Bluetoothに対応。MMカートリッジが同梱されているため、すぐにレコードを楽しむことができる。ピッチコントロールやストロボライト、ターゲットライト、フェルト製スリップマットなど、DJプレイ用の機能も搭載。

33 1/3回転と45回転に対応。SN比は35dB。付属針はATN-3600Lで、針圧は3.5g。

外形寸法は145×450×360mm(幅×奥行き×高さ)、重さは6.9kg。消費電力は動作時12W、スタンバイ時0.5W。ダストカバーやRCAケーブルなどが付属する。

HAKUは、音楽を始めたばかりの人に本格的な製品を提供するべくスタートしたブランドで、3月に第1弾製品となるPHONO入力搭載のポータブルアンプ「HAKUshin」を発売。このHTT-1100がブランド第2弾製品となる。

同ブランドは、アナログレコード市場が定着し、「レコードショップに多くの人たちが、大勢来店する今日。実はレコードを購入する中の何割かの人はレコードプレイヤーを持っていません」と指摘。「レコードを自分の部屋で聴く環境を整えるにはスペースとコストが必要となります。故にスマホで音楽を聴き、大好きなアーティストのコンテンツを『レコードという所有物』として購入する。でもレコードプレーヤーは持たないというスタイルです」と続ける。

そして「アナログレコードを聴くためのスペースとコストを解決できれば、レコードにハマる若い人たちは必ず増えていくと考えています」としている。