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LG、WebOS搭載のフルHDレーザープロジェクタ。超短焦点モデルも

LGエレクトロニクス・ジャパンは、WebOS搭載のフルHDプロジェクター4製品を26日より発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、高光束レーザーモデル「HF80LS」が133,000円前後。

HF80LS

プロジェクター「CineBeam(シネビーム)」の新製品で、いずれもLGテレビ製品と同様の「WebOS」と、LAN端子・無線LANを備え、インターネットやYouTubeなどの映像コンテンツをプロジェクター単体で視聴できる。

高光束と超短焦点の2種類で、それぞれレーザー光源とRGB LED光源のモデルを用意し、計4機種で展開する。解像度はいずれも1,920×1,080ドット。エンジンの形状をI型にすることで、従来のプロジェクターよりも小型化し、持ち運びやすくした。ラインナップと店頭予想価格は以下の通り。


    LG CineBeam 4製品の店頭予想価格
  • 高光束レーザー「HF80LS」:133,000円前後
  • 高光束RGB LED「HF60LS」:102,000円前後
  • 超短焦点レーザー「HF85LS」:175,000円前後
  • 超短焦点RGB LED「HF65LS」:123,000円前後

高光束のHF80LSとHF60LSは、90cmで30型、投写距離370cmで最大120型のフルHD映像表示ができる。超短焦点レーザーの「HF85LS」は、8cmで90型、20cmで最大120型を投写可能。超短焦点RGB LEDのHF65LSは、11cmで60型、38cmで100型に対応する。

明るさは、HF80LSが2,000ルーメン、HF60LSが1,400ルーメン。HF85LSが1,500ルーメン、HF65LSが1,000ルーメン。コントラスト比はいずれも150,000:1。寿命はレーザーが約2万時間、RGB LEDが約3万時間。

HF85LSの利用イメージ

いずれも付属のマジックリモコンのほか、スマートフォンアプリ「LG TV Plus」、USBキーボード、USBマウスから操作できる。Screen Shareによるデバイスの画面出力や、Bluetoothによるオーディオ出力にも対応。スピーカー出力は3W×2。

HDMI入力×2とUSB 2.0×2を搭載し、USBストレージに保存したファイルの再生にも対応。動画や音楽、写真に加え、ドキュメントファイル(Excel、Word、Power Point、PDF)を再生できる。音声出力は、光デジタルとヘッドフォンが各1系統。

低フレームレート映像のフレーム間に新たにフレームを挿入し、なめらかな映像にする「TruMotion」に対応。HF80LS/60LSは、画面の歪みを補正する自動キーストーン機能を備えている。

AC電源で動作し、消費電力はHF80LS/85LSが140W、HF60LS/65LSが100W。外形寸法/質量は、HF80LSは108×252×144mm(幅×奥行き×高さ)/約2.1kg、HF60LSは132×220×87mm(同)/約1.5kg。HF85LSが118×353×193mm(同)/約3kg、HF65LSが131×309×129mm/約1.9kg。カラーはいずれもホワイト。