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SPEC、10周年記念の漆塗りリアルサウンドプロセッサー。限定30台

スペックは、来年の2020年1月で設立10年を迎える事を記念し、「設立時より一番数多く販売されご支持をいただいた」というリアルサウンドプロセッサー(RSP)シリーズの限定モデルを提案。会津塗仕様「RSP-URUSHI」を、限定受注生産30台で販売する。メーカー推奨価格は30万円、受注期間は7月1日~8月30日で、完成品配送は10月初旬の予定。ただし、本漆のため、天候により多少前後するという。7月29日、30日に東京国際フォーラムで開催される「OTOTEN 2019」に展示する。

会津塗仕様の「RSP-URUSHI」

RSPシリーズは、スピーカーに接続することで、スピーカーユニットから発生する逆起電力によるインピーダンスの乱れや、位相の遅れなどを補正、平準化を図れるという製品。これにより「音の解像度が上がり、クリアーでよりリアルなサウンドを楽しんでいただける」としている。

10周年記念モデルは、「令和」の元号の典拠となった「梅に鶯の絵柄」を会津塗職人の匠の技による手書き本漆仕上げとし、鶯の奏でる美しい鳴き声を音楽に見立ててデザインした絵柄を採用。

内部に組み込まれた部品も現在販売している「RSP-AZ1」(85,000円)とは異なり、海外向けモデルのオリジナルコンデンサーや抵抗を使用。「さらに洗練され自然な音色を堪能していただける」という。