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アンテナ不要で4K8K放送全ch視聴。フレッツ・テレビで9月開始、アダプタ発売
2019年7月1日 12:18
スカパーJSATとNTT東日本、NTT西日本は、「フレッツ・テレビ」など光回線を使ったテレビサービスにおいて、新4K8K衛星放送のうちBS/110度CS左旋の4K8K放送の提供を9月1日より開始。新4K8K衛星放送の全チャンネルを、アンテナ不要で観られるようになる。なお、視聴には新4K8K衛星チューナー内蔵の4K/8Kテレビ、または同チューナーと4K対応テレビ/8K対応テレビの組合せのいずれかが必要。
サービス提供に先立ち、スカパーJSATはBS/110度CS左旋4K8K放送の視聴に用いる「光対応新4K8K衛星放送アダプター」の販売申込受付を8月26日より開始する。価格は9,000円。
フレッツ・テレビは、NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ・テレビ伝送サービス」と、スカパーJSATが提供する放送サービス「テレビ視聴サービス」を契約することで、地上/BSデジタル放送をアンテナ無しで受信可能なサービス。なお、フレッツ・テレビの利用には、フレッツ光などの契約と料金が別途必要で、提供エリアは限られるほか、宅内の状況によっては受信設備などの変更が必要な場合もある。
現在フレッツ・テレビや、それ以外の「光コラボレーション事業者」のテレビサービスで提供しているBSの右旋チャンネル(NHK BS4Kなど)に加え、9月1日からはBS/110度CS左旋4K8K放送12チャンネルの提供も開始。左旋のチャンネルには、NHK BS8Kや、ザ・シネマ4K、WOWOW(2020年12月1日開始)、J SPORTS 4K、スターチャンネル 4Kなどが含まれている。有料チャンネルの場合は別途視聴料金も必要。
スカパーJSATは、左旋4K8K放送の視聴に用いる「光対応新4K8K衛星放送アダプター」2機種を8月26日より販売。DXアンテナ製と、ミハル通信製の2機種があり、機能は同等だが、本体サイズは異なる。
幅10cm程度のサイズで、 ACアダプターなしでテレビなどからの給電で動作。端子は1入力/2出力(地上/BS/110度CS)。1mの同軸ケーブル2本を同梱する。外形寸法はDXアンテナ製が80×1098×35mm、ミハル通信製が90×105×24.5mm。
テレビ1台ごとにアダプター1台を付属の同軸ケーブルで接続。ユーザー自身で設置可能だが、フレッツ・テレビなどの新規開通工事と同時にNTT東日本の屋内同軸配線工事またはNTT西日本のテレビ接続工事を申込んだ場合は、基本工事(有料)でアダプターも設置する。
