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DJI、41%軽く、小型になったミラーレス用スタビライザー「Ronin-SC」。約5万円

DJIは、ミラーレスカメラ用で、軽量かつコンパクトな設計が特徴の手持ちスタビライザー「Ronin-SC」を発売した。標準版の価格は51,300円(税込)、Focusホイールや外付けFocusモーター、 RSS(リモートスタート/ストップ)スプリッターが付属する「Ronin-SC Proコンボ」が62,100円(税込)。

手持ちスタビライザー「Ronin-SC」

Roninシリーズの最新モデルとなる3軸ジンバル。既発売である「Ronin-S」の積載重量(参考値)は3.6kgだが、Ronin-SCの積載量(試験時)は最大2kgまでで、ミラーレスカメラ用としている。その代りに、軽量かつコンパクトになっているのが特徴。Ronin-SCの“SC”は「S Compact」を意味している。

製品の重量1.1kgで、Ronin-Sと比べると41%の軽量化を実現。バックパックやケースに簡単収納できるよう分解でき、「携帯性に優れたトラベル仕様の設計」だという。これにより「持ち運びが容易になり、負担を感じずに長時間の撮影にも臨める」という。

マグネシウム、スチール、アルミニウム、複合プラスチックなどの耐久性のある素材を採用。強力な高性能モーターにより、積載量(試験時)は最大2kgまで対応。専用バッテリーで最大動作時間は11時間を実現した。

パン軸/チルト軸/ロール軸の3軸ロックなどの新しい設計を実現。カメラのバランス調整が簡易化され、運搬後に再度撮影を行なう場面でも利便性を発揮するという。

新しいポジションロックシステムも導入。ジンバルのバランス調整が一旦完了していれば、再度カメラを取り付ける際に、すぐに作業を開始できる。Ronin-Sと同様に、反応性の高いジョイスティックでジンバル動作を制御。モード(M)ボタンと前部にあるトリガーボタンを使用して、モードの切り替えや ジンバル設定の変更が可能。

連携する「Ronin」アプリには、最大3つのカスタムプロファイルを設定でき、モーター出力などの様々な設定を調整し、バランステストを実行してカメラシステムが正しく設定されているか確認できる。「Roll 360」の設定も、カスタムプロファイルの1つに保存可能。

動きの激しい撮影シーンでは、モード(M)ボタンの長押しで、スポーツモードに変更。ジンバルの反応速度を速められる。

Ronin-Sと同様の機能に加え、Force MobileやActiveTrack 3.0などの創作活動に生かせる新機能も搭載。Force Mobileは、Force Proのように、接続したモバイル端末の動作をRonin-SCジンバルと同期させ、カメラワークとジンバル操作を分担。手軽に没入感のある撮影を体験できるというもの。Bluetooth 5.0接続で、約25m先からでもジンバルの動きを操作できる。ただし、現在Force Mobile機能はiOSデバイスでのみの動作となる。

ActiveTrack 3.0では、新しいアルゴリズムで、ジンバルが被写体を正確に追従。ディープラーニングや人物認識に対する最適化計算が組み込まれ、一部のDJIドローンやOsmoシリーズで使用されている技術と同様に、スマートフォン側のカメラビューを使用して、その情報をRonin-SCに送信。付属のスマホホルダーで、スマホをホットシュー上部に取り付け、Roninアプリ上から被写体を選択することで自動でフォローする。

バーチャルジョイスティック機能は、Ronin-SCを三脚、または一脚に装着した際に、バーチャルジョイスティックを使用してジンバル動作をリモートで制御できる機能。

他にも、タイムラプス、モーションラプス、モーションコントロール、パノラマなどの撮影機能を備えている。

新たに軽量化された外付けFocusモーターや、コマンドユニット、DJI Force Pro、DJI Master Wheelsなどの様々なDJIアクセサリーや、一部のサードパーティ製アクセサリーにも対応する。