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「この世界の片隅に」NHKで8月3日放送。コトリンゴ特番の再放送も

アニメ映画「この世界の片隅に」が、NHK総合で8月3日21時から放送。さらに、同日16時20分からはドキュメンタリー「“この世界の片隅に”コトリンゴの映画音楽-完全版-」が再放送される。

この世界の片隅に
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

既報の通り、「この世界の片隅に」はNHK総合で3日21時~23時6分に放送。NHKではハッシュタグを使った「#あちこちのすずさん」キャンペーンも実施中で、祖父母や知人などから聞いたエピソードを募集。エピソードの一部は、イラストや片渕監督の協力によるアニメ動画にして、放送やWebサイト、SNSなどでシェアされる。

映画の放送と同日の3日16時20分からは、同作品の音楽を手掛けたコトリンゴが出演するドキュメンタリー番組「“この世界の片隅に”コトリンゴの映画音楽-完全版-」が再放送。

コトリンゴが、作品の舞台となった広島・呉を初めて訪問。映画を彩った曲に込めた思い、主人公すずの人生から感じた旋律などについて語られる。海上自衛隊呉音楽隊とのスペシャルライブや、片渕須直監督のインタビューなども交えた内容となっている。

さらに、「この世界の片隅に」原作・こうの史代による物語をドラマ化した「夕凪の街 桜の国2018」が、3日15時5分から総合テレビで放送。

日常生活をユーモアあふれる素朴なタッチで描きながらも、原爆に翻弄された女性とその家族のひたむきに生きる姿を描いた作品。原作の設定を2018年に置きかえ、オリジナルストーリーを加えてドラマ化した。昭和30年、思いがけない悲劇に襲われる女性。そしてそれから70年以上の時を経た平成30年、その秘密を図らずも知ることになる、もう一人の女性。2つの時代をつなぐ一本の“糸”を探る中で「幸せとは何か? 家族とは何か?」を問いかける。出演は常盤貴子、川栄李奈、橋爪功ほか。