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「復活後のTechnicsターンテーブル開発のあゆみ」など、「JASジャーナル」'19年7月号公開
2019年8月6日 17:00
日本オーディオ協会は、オーディオビジュアル関連のニュースや新技術、各種イベントのレポート、協会会員による投稿などを掲載した「JASジャーナル」の2019年7月号(Vol.59 No.4)を公開。「復活後のTechnicsターンテーブル開発のあゆみ」や、6月末に開催したイベント「OTOTEN 2019」のレポートなどが掲載されている。協会のWebサイトに掲載されており、無料で楽しめる。PDFの一括版も公開している。
メインとなる「OTOTEN特集」では、OTOTEN 2019での出展ブースの話題や、来場者の反響などがまとめられているほか、オーディオスタートコーナーで活躍した学生達の紹介や、イベント開催1週間前に、学生達がノイズキャンセリングの効果やハイレゾサウンドなどを体験した様子など、イベントの舞台裏も掲載。
パナソニック スマートライフネットワーク事業部の志波正之氏による「復活後のTechnicsターンテーブル開発のあゆみ」という記事では、2010年に一旦生産を停止したTechnicsターンテーブルが、2014年のTechnicsブランド復活後に再開発される事になった経緯や、新モデル開発までの道のりも紹介。
Technicsターンテーブル最大の特徴は「ダイレクトドライブモーター」だが、最初の設計から40年以上が経過し、金型や生産設備、設計情報が殆ど残っていなかったという。そこから様々な苦労を経て、2016年の「SL-1200GAE」や、2018年発売のリファレンスモデル「SP-10R/SL-1000R」などを生み出した経緯や、モーターの詳細も掲載。読み応えのある記事になっている。