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ソニー、新作ドラマ・アニメを先取り録画予約できるシンプルBDレコーダ。1TBは5.5万円

ソニーは、新作ドラマやアニメを1カ月前から録画予約できる、エントリークラスのBDレコーダー「BDZ-Zシリーズ」を10月26日より発売する。3チューナで1TB HDDの「BDZ-ZT1700」、2チューナで2TB「BDZ-ZW2700」、1TB「BDZ-ZW1700」の計3機種を用意する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、ZT1700とZW2700が6.5万円前後、ZW1700が5.5万円前後。

BDZ-ZT1700

'17年6月に発売されたBDZ-ZT1500/ZW2500/ZW1500のマイナーチェンジモデルで、上位モデルで採用されていた先行録画予約機能「新作アニメ・ドラマガイド」に新対応する。そのほかの基本機能は前機種を踏襲。Ultra HD Blu-ray再生機能や、4K放送チューナーは搭載しない。

なお、同時発表された4Kチューナー搭載・Ultra HD Blu-ray対応のBDレコーダー「BDZ-FBシリーズ」は別記事で紹介している。

BDZ-Zシリーズ(外観とサイズは3モデルすべて共通)

地上・BSデジタルの無料放送チャンネルの中から、連続ドラマ/アニメを最長1カ月前から先行予約できる「新作アニメ・ドラマガイド」に対応。メニューに表示される新作リストから番組を選ぶだけで、最終回まで一発録画予約できる。

KADOKAWA「ザテレビジョン」の情報がベースになっており、新番組のあらすじや出演者情報も見ることができる。8日前から予約可能になる通常の電子番組表予約よりも予約可能期間が広がることで、取り逃しを一段と防ぐことができる。なお、データの取得には、インターネットへの常時接続が必要。

同機能は、12月実施予定のソフトウェアアップデートにて対応する。

新作アニメ・ドラマガイド

自動録画の「おまかせ・まる録」ほか、ソニー製レコーダーから集計された予約数をもとに最大20位までジャンル別に表示する「みんなの予約ランキング」、スポーツ中継の延長・放送時間の拡大・放送日時の変更でも追従録画する「番組名予約」を引き続き搭載する。

搭載する地上・BS・110度CSデジタルチューナーは、ZT1700が3基、ZW2700/ZW1700が2基。前者は3番組、後者は2番組までの同時録画が可能で、おまかせチャプターも同時に機能する。

DRモードのほか、MPEG4 AVC圧縮を利用した最大16倍(EER)の長時間録画モードも用意。録画可能時間は、2TBのZW2700が約183時間(BS/DR)~約2,820時間(EER)、1TBのZT1700/ZW1000が約90時間(BS/DR)~約1,400時間(EER)。外付けUSB HDD、SeeQVaultハードディスクへの録画も行なえる。

番組表

無線LANとLAN端子を搭載し、ソニールームリンクを使った録画・放送中番組の宅内視聴や、アプリ「Video & TV SideView」によるスマホでの宅内外視聴・録画予約・番組持ち出しなども行なえる。

HD信号を4K BRAVIAに最適な映像に調整して出力し、BRAVIA側で4K化する「4Kブラビアモード」、4Kハンディカムなどからの4K動画・静止画取り込み、ハイレゾ音源再生、ハイレゾ相当へのアップスケーリング機能DSEE HXなども、従来モデルから引き続き搭載している。

背面

HDMI出力端子は1系統で、BDや地デジ番組などの映像信号を最大4K/30p(もしくは24p)でアップコンバート出力できる。

入力端子はコンポジット×1、アナログ音声×1。USBは前面と背面に各1系統備え、背面はUSB 3.0対応。

消費電力は、ZT1700が27W、ZW2700/1700が25W。年間消費電力は、ZT1700が約24.5kW/年、ZW2700/ZW1700が約24kW/年。

突起部を含む外形寸法/重量は、全モデル共通で430.7×208.6×43.9mm(幅×奥行き×高さ)/約2.7kg。

リモコン