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ボーズ、持ち運べる360度スマートスピーカー「Portable Home Speaker」

ボーズは、バッテリー駆動が可能で、Bluetooth/Wi-Fi/AirPlay 2接続に対応、スマートスピーカー機能も備えている「Bose Portable Home Speaker」を9月26日似発売する。価格は4万円。9月5日から先行予約を開始する。

「Bose Portable Home Speaker」の使用イメージ

最大12時間のバッテリー駆動が可能で、「ケーブルレスで一日中楽しめる」という。Wi-FiとBluetooth、AirPlay 2に対応。スマートフォンなどと手軽に接続して音楽を再生できる。SpotifyやAmazon Musicなどの音楽配信サービスをストリーミング再生する事もできる。Spotify Connectにも対応。

GoogleアシスタントやAmazon Alexaもサポート。高性能なボイスピックアップシステムをを使い、プレイリストやポッドキャストの再生、ニュースや天気の確認、スマートホームデバイスの操作などを、話しかけてコントロールできる。

コントロールアプリとして「Bose Music」アプリも用意。音楽の検索、ラジオ局やプレイリスト、音楽配信サービスのシームレスな切り替え、スピーカーのソフトウエア更新にも利用可能。マルチ再生機能に対応するアップデートを今年中に予定しており、2台のPortable Home Speakerを接続し、360度ステレオ再生も可能。

ボーズの他のスマートスピーカーやサウンドバーとグループ化して、部屋ごとに別の音楽を再生したり、すべての部屋で同じ曲を再生する事ができるようになる。

天面には電源ボタン、音量調節ボタン、再生/一時停止/スキップボタン、音声アシスタントの起動ボタンを搭載。マイク機能をオフにするボタンも備えている。

筐体は円筒型で、高さは19cm、直径は約10cm。素材はアルマイト製。「音響性能を正確に発揮する」形状になっているという。重量は1.06kg。

内部には3基のパッシブラジエーター、ハイエクスカーショントランスデューサー、独自の音響デフレクターを配置。「サイズからは想像できないパワフルな低音と、クリアで豊かなサウンドの、360度方向への均一な広がりを実現した」という。

360度に音を広げるため、設置位置やリスニングポジションが限定されず、「どこに置いても、どこから聴いても、全く同じ、驚きのサウンドを提供する」という。通常の一体型スピーカーは、左右のチャネルそれぞれから出力されるサウンドでもう一方を打ち消してしまい、それにより音のムラが生じることがあるが、Portable Home Speakerは「Boseモノ・シグナルテクノロジー」により、リアルタイムで補正。「原音を忠実に再現する」という。

水滴や水しぶき、雨にも耐える防滴仕様。落としたり、ぶつけたりなどの衝撃にも耐える堅牢性も備えたという。持ち運びしやすいハンドルも備えている。