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SOUND WARRIOR、真空管アンプとスピーカーをセットにしたコンポ。15万円

城下工業は、真空管アンプとスピーカーをセットにしたSOUND WARRIORブランドのオーディオコンポ「SWL-A1SET1」を10月18日より直販サイトで発売する。価格は150,000円。

オーディオコンポ「SWL-A1SET1」

“よりカジュアルに、手軽に、オーディオの楽しみを提供する”をコンセプトとしたSWLシリーズの真空管アンプ「SWL-AA1」と、AA1専用に開発したというバスレフ型スピーカー「SWL-SA1」を組み合わせたコンパクトなオーディオシステム。

リビングのサイドボードや本棚、ダイニングのテーブルやカウンターに置いても、インテリアと調和するデザインとコンパクトなサイズも特徴で、音質面においても「リビングやダイニングでの食事や会話の妨げにならず、さり気なく、心地よい音楽が楽しめる」としている。

設置イメージ

真空管プリメインアンプ「SWL-AA1」

AA1は、今年4月に発売されたA4サイズの真空管プリメインアンプ。ソニーで数多くの製品デザインを行なった天沼昭彦氏がプロダクトデザインを手掛けており、真空管の持つ暖かさをコンパクトなボディに凝縮している。単品での価格は98,000円。

真空管は6BQ5を2本、12AX7を1本使用して5極管接続でA級アンプを構成。オールアナログのA級プリメインアンプとして設計した新基板を搭載する。

真空管プリメインアンプ「SWL-AA1」

最大出力は3.2W(1kHz 歪率10%)、スピーカー出力周波数特性は20Hz~20kHz(0dB,-2dB)。入力端子はLINE 1がステレオミニ(優先)とRCA、LINE 2とLINE 3(PHONO)がRCA各1系統。スピーカーターミナル(6Ω以上。6Ω~8Ω推奨)と、ステレオミニのヘッドフォン出力(40Ω~100Ωに適合)、サブ出力のRCA端子を備える。

消費電力は45W。外形寸法は210×290×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。

上から見たところ

スピーカー「SWL-SA1」

SA1は、“リビング等での会話を邪魔しない自然な響き”と、“広帯域再生によるリアリティさの追求”、そして“SOUND WARRIOR Living Audio(SWL)シリーズの中核機種である真空管アンプ/SWL-AA1 のスタイリッシュさにぴったりのコンパクトさ”をコンセプトに開発されたスピーカー。10月18日から単品でも発売される。

スピーカー「SWL-SA1」

中高音を担当するメインスピーカーの背面にアシストウーファーを配置し、その背圧を利用してバスレフポートから良質な低音を放出するというSOLUTION LABO.Rの「SLR方式バスレフ型」技術を搭載。

特許アシストウーファーと既存技術の利点を組み合わせることで低域を増強し、小口径スピーカーでも大きなスケール感と、音の切れ際、自然で気持の良い低域を再現。アシストウーファーは中高域にも厚みと芯を加え、より明瞭で響きの良い中高域の再現を手助けするという。

ユニットは5cm径のフルレンジで、周波数特性は80Hz~20kHz。入力インピーダンスは8Ωで、出力音圧レベルは80dB。定格入力は5Wで、最大入力は20W。

外形寸法は125×220×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

イメージ図