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ビクター、木の振動板イヤフォンにニッパー犬が刻印の新世代プレミアム機

JVCケンウッドは、 木の振動板を用いたビクターブランドのイヤフォン「HA‐FW1500」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は65,780円(税込)。

HA‐FW1500

木の振動板を搭載するWOODシリーズのイヤフォン。'18年発売のフラッグシップモデル「HA-FW10000」から、ウッドドームカーボン振動板や、「アコースティックピュリファイアー」などの技術を採り入れている。また、オーナメントに「犬のマーク(ニッパー)」を刻印したブラックウッドハウジングを採用した、"シリーズ新世代プレミアムモデル"と位置づけている。

ドライバーユニットは11m径。ウッドドームカーボン振動板は、振動の減衰特性が高いカバ材から削り出した50μmウッドドームを、カーボンコーティングしたPET振動板と組み合わせている。振動板外周部にはしなやかさが、中央のドーム部には高い強度があり、美しい響きと緻密な表現力を実現したという。加えて、独自設計のエアダンパー採用によって、振動板の動作の正確性を高めている。

ウッドドームカーボン振動板

ユニット前面には、不要な音を拡散するドットを配置した独自技術のアコースティックピュリファイアーを採用。「音像表現を重視した透明感のある音色」だという。

再生周波数帯域は6Hz~52kHz。出力音圧レベルは103dB/1mW。インピーダンスは16Ω。

OFC線を用いたケーブルは本体からプラグまでL/Rチャンネルを完全に分離。長さは1.2m(Y型)。ケーブルは着脱可能で、端子はMMCX。

イヤフォン部の重量は約15g。独自のスパイラルドット+イヤーピース(S/MS/M/ML/Lサイズ各2個)、キャリングケースを付属する。