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東芝、ダブル4Kチューナ搭載のHDDレコーダー。みるコレ&4K番組の時短再生も
2019年10月31日 11:00
東芝映像ソリューションは、BS 4Kチューナーを2基搭載したHDDレコーダー「D-4KWH209」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は70,000円前後。
コンパクトな筐体に4Kダブルチューナーと2TB HDDを内蔵し、クラウドサービスの「みるコレ」や、レグザブルーレイの「時短」機能を搭載したHDDレコーダー。4K放送の番組を録画したいと考えているユーザーや、チューナー非搭載の“4K対応”テレビを持つユーザーがターゲットのモデルという。BDドライブは非搭載。
クラウドサービス「みるコレ」を搭載。独自のAIレコメンドと、テレビの視聴データを利用・学習することで、好きなタレントやジャンルのテレビ番組、ネット動画を楽しめるクラウドサービス「みるコレ」に対応。これまで薄型テレビのレグザのみに展開していたサービスが、初めてレグザ以外で楽しめるようになった。
好きなタレントや人気ランキング、番組ジャンルなど、テーマ別にコンテンツをまとめた「みるコレパック」や、録画した2Kの地デジ番組の内容をシーンリストで表示して見たいシーンから再生できる「シーンリスト」、番組を見ながら次に見たい番組を選べる「次みるナビ」、みるコレパックを使った「おまかせ録画」など、レグザ同等のみるコレ機能が利用できる。
映像配信サービスは、YouTube(後日バージョンアップ対応)、dTV、U-NEXT、TSUTAYA TVの4つ。NetflixやAbemaTV、Amazon Prime Videoなどには対応しない。
BS 4Kチューナーを2基搭載。内蔵する2TB HDD、および外付けUSB HDDに4K放送の2番組同時録画が行なえる。2Kの地上/BS/110度CSデジタルチューナーも3基搭載する。
録画番組の時短再生も可能で、2K放送は「らく見」(自動CMスキップ)、「らく早見」(自動CMスキップ+1.3倍速再生)、「飛ばし見」(らく見20分割して15秒再生+CM飛ばし)。4K放送は「らく見」「らく早見」(要HD変換)が選択できる。
BDドライブを搭載するレグザブルーレイをLAN接続して、録画済み番組のディスクダビングが可能(レグザリンクダビング)。4K録画番組の場合は、AVC圧縮(AFモード相当)でHD変換することでディスクに保存できる。
HDMI出力は1系統で、外付けUSB HDD用のUSB端子やLAN端子を背面に用意する。IEEE 802.11ac/a/b/g/nの無線LANを内蔵する。
動作時の消費電力は26W。突起部含む外形寸法は、288×227×52mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2kg。