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FOCAL、新開発Slatefiberコーン搭載スピーカー「CHORA」。ペア98,000円から

ラックスマンは、FOCALブランドの新たなベーシックラインと位置付けるスピーカー「CHORA(コーラ)」シリーズ3機種を11月中旬に発売。機種と価格は、ブックシェルフ型の2ウェイ「CHORA 806」が98,000円(ペア)、トールボーイ型の2.5ウェイ「CHORA 816」が196,000円(ペア)、トールボーイ型の3ウェイ「CHORA 826」が220,000円(ペア)。カラーはそれぞれブラック、ダークオーク、ライトオークの3色。

CHORA 806(ブラック)

「CHORA」シリーズは、FOCALが4年以上の研究により開発した16.5cmの「Slatefibercone」をミッドレンジとウーファーに採用。炭素繊維に熱硬化性ポリマーを含浸して成形した複合材で、軽量かつ剛性が高く、振動減衰特性を持つという。「航空・自動車分野以外の、音響機器での採用はFOCALが世界初」としている。

高域には特許技術のM字型ツイーターを搭載。軽量で高い剛性や減衰特性を持つアルミマグネシウムを採用し、従来のインバーテッド型に改良を加えることで、2,000Hzから3,000Hz帯域の歪みを改善したという。

CHORA 816(ダークオーク)

ブックシェルフ型の2ウェイ「CHORA 806」は、周波数特性58Hz~28kHz、クロスオーバー周波数3,000Hz、インピーダンス8Ω、推奨パワーアンプ出力25-120W。

トールボーイ型の2.5ウェイ「CHORA 816」は、周波数特性50Hz~28kHz、クロスオーバー周波数270Hz-2,700Hz、インピーダンス8Ω、推奨パワーアンプ出力40-200W。

トールボーイ型の3ウェイ「CHORA 826」は、周波数特性48Hz~28kHz、クロスオーバー周波数270Hz-2,700Hz、インピーダンス8Ω、推奨パワーアンプ出力40-250W。

外形寸法と重量は、Chora806が210×270×431mm(幅×奥行き×高さ)で、7.35kg。Chora816が303×388×1,023mm(同)で、18.5kg。Chora826が303×388×1,053mm(同)で、21.15kg。

「CHORA 806」には、ブラックカラーの専用スタンドが38,000円(ペア)で発売される。「CHORA 816」と「CHORA 826」には、傾斜角が設けられた専用のアンダーベースが付属。

CHORA 826(ライトオーク)