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オーテク、8,000円からのアナログカートリッジ「VM95」シリーズ

オーディオテクニカは、レコードプレーヤーのVM型ステレオカートリッジ5種類と、ヘッドシェルを11月15日に発売する。製品と価格は、カートリッジ「AT-VM95E」が8,000円。「AT-VM95EN」が15,000円。「AT-VM95ML」が23,000円。「AT-VM95SH」が33,000円。SPレコード専用「AT-VM95SP」が12,000円。ヘッドシェル「AT-HS6」が4,800円。

ヘッドシェル付きVMステレオカートリッジ「AT-VM95E/H」

VM型カートリッジは、レコードの溝を彫るカッターヘッドと同じ形でトレースする。VM95シリーズは、出力電圧やダイナミックレンジ、周波数特性などを向上させた。カンチレバーにアルミニウム、ハウジングには高剛性樹脂を使用し、4.0mVの高出力を実現した。インサートナット構造によりトーンアームへの取り付け時にもナットが不要で、これまで以上にスムーズに作業が行なえるという。

AT-VM95E

接合楕円針を採用したスタンダードモデル。再生周波数範囲は20~22,000Hz。出力電圧は4.0mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは20dB(1kHz)。出力バランスは2.0dB(1kHz)。針圧は1.8~2.2g(2.0g標準)。コイルインピーダンスは3.3kΩ(1kHz)。直流抵抗は485Ω。負荷抵抗は47kΩ。

AT-VM95E

外形寸法と重量はカートリッジ共通で、約18.9×28.3×17.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量6.1g。

また、ヘッドシェル付きの「AT-VM95E/H」も発売される。価格は12,400円。外形寸法は約21.4×62.4×21.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は15.5g。

AT-VM95E/H

AT-VM95EN

無垢楕円針を採用したステップアップモデル。再生周波数範囲は20~23,000Hz。出力電圧は3.5mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは22dB(1kHz)。出力バランスは2.0dB(1kHz)。針圧は1.8~2.2g(2.0g標準)。コイルインピーダンスは3.3kΩ(1kHz)。直流抵抗は485Ω。負荷抵抗は47kΩ。

AT-VM95EN

AT-VM95ML

無垢マイクロリニア針採用で低歪を実現したというミドルグレードモデル。再生周波数範囲は20~25,000Hz。出力電圧は3.5mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは23dB(1kHz)。出力バランスは1.5dB(1kHz)。針圧は1.8~2.2g(2.0g標準)。コイルインピーダンスは3.3kΩ(1kHz)。直流抵抗は485Ω。負荷抵抗は47kΩ。

AT-VM95ML

AT-VM95SH

無垢シバタ針採用で、豊かな中低域を表現したというハイグレードモデル。再生周波数範囲は20~25,000Hz。出力電圧は3.5mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは23dB(1kHz)。出力バランスは1.5dB(1kHz)。針圧は1.8~2.2g(2.0g標準)。コイルインピーダンスは3.3kΩ(1kHz)。直流抵抗は485Ω。負荷抵抗は47kΩ。

AT-VM95SH

SPレコード専用 AT-VM95SP

曲率半径3.0milの接合丸針を採用した78回転のSPレコード専用モデル。再生周波数範囲は20~20,000Hz。出力電圧は2.7mV(1kHz、5cm/sec.)。出力バランスは1.5dB(1kHz)。針圧は4.5~5.5g(5.0g標準)。コイルインピーダンスは3.3kΩ(1kHz)。直流抵抗は485Ω。負荷抵抗は47kΩ。

AT-VM95SP

ヘッドシェル AT-HS6

軽量アルミダイキャストを採用することで、使いやすさとデザイン性を兼ね備えたというヘッドシェル。カラーはブラック(BK)とシルバー(SV)。

AT-HS6 BK
AT-HS6 SV