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Beat Audio、第2世代に進化したイヤフォンケーブル「Emerald MKll」。“光る”限定モデルも

ミックスウェーブは、Beat Audioの新イヤフォンケーブル「Emerald MKll」、「Emerald MKII 8-Wire」を12月25日に発売する。さらに、メーカー10周年記念限定モデル「Emerald MKll 8-Wire LC」も、同日に発売する。価格は全てオープンプライスで、店頭予想価格は導体数4本の「Emerald MKll」が63,400円前後、8本の「Emerald MKII 8-Wire」が90,500円前後、「Emerald MKII 8-Wire LC」は100,500円前後。

10周年記念限定モデルのEmerald MKII 8-Wire LC。プラグや分岐パーツにはカーボンファイバーに暗闇で光る蓄光加工を施している

端子のラインナップとして、Emerald MKllとEmerald MKII 8-Wireは、イヤフォン側はMMCX、カスタム用2ピンの2種類を用意。それぞれのケーブルに、入力端子は3.5mm/2.5mm/4.4mmの3種類をラインナップする。

Emerald MKll
Emerald MKll

Emerald MKII 8-Wire LCのイヤフォン側端子は、MMCX、カスタム用2ピン、qdc/UE Custom、JH Audio、ソニー「MDR-EX1000」、AKG MMCX、Fit Ear用を用意。各ケーブルに、入力端子は3.5mm/2.5mm/4.4mmの3種類を用意する。

初代Emeraldの発売開始以降、Beat Audioは「Emeraldのアイデンティティとも言えるエメラルドグリーンのイメージを最大限に表現できなかった」という葛藤があったという。市場性もあり日本では、Emeraldのジャケットがエメラルドグリーンからブラックに変更され、スピリット部などのパーツのみをエメラルドグリーンを採用していた。

その初代Emeraldから3年が経過し、第二世代モデルが今回の新製品となる。ケーブルはエメラルドグリーンとなった。「緑は生命、再生、エネルギーを表現するカラーであり、金は贅沢さ、知恵、権力を表現するカラー。近年中国の若者たちの間では、緑色に“許しの概念”を関連付けるようになってきている。ダークエメラルドとゴールドという素晴らしいカラーコントラストが、多くの人を惹きつけ、より高級感のある外観を演出してくれる」という。

Emerald MKllは初代Emeraldよりも高域の特性、低域のレスポンス、サウンドレンジ、解像度など全てにおいて改善。更に、Beat Audio独自の絶縁スリーブを採用したことで、ケーブルの取り回しも大幅に向上したという。この絶縁スリーブはBeat Audioが特許出願中で、低弾性かつ形状記憶がしにくく、非常に柔軟性があるとする。導体材料は、銀と銅を圧縮させた独自の線材を使っている。

Emerald MKIIは導体数4本、Emerald MKII 8-Wireは8本採用。ケーブル長はどちらも120cm。

Emerald MKII 8-Wire

10周年記念限定モデルのEmerald MKII 8-Wire LCは8本で120cm。Emerald MKIIをベースに、さらに多くの銀メッキ銅導体を使用したことで、弾力のあるタイトな低域とより広いサウンドステージを実現。「不要なノイズの軽減など細かなブラッシュアップを施し、10周年を飾るに相応しいサウンドのケーブルが誕生した」という。

プラグや分岐パーツにはカーボンファイバーに暗闇で光る蓄光加工を施している。この特別なパーツには、10周年記念のロゴが職人の手によって手彫りされている。

Emerald MKII 8-Wire